- 2022/06/30 掲載
米景気後退の可能性は50%程度、欧州も同様=PIMCO
ボールズ氏はメディア向けのウェビナーで「重要なのはリセッションだけでない。明らかに成長が大幅に減速するだろう」と述べた。
「短期的なインフレ状況は非常に重要だ。中央銀行はインフレに関する信認を重視している」と指摘した。
欧州の景気後退の可能性は同程度で、おそらく若干高めとの見方を示した。
米連邦準備理事会(FRB)の利上げに関する市場の織り込みは「妥当」と指摘。「欧州については、欧州中央銀行(ECB)が表明したように今年利上げを実施し政策金利はプラスになるものの市場の想定する水準になるかは不透明」と述べた。
同氏はECBのターミナル金利を0.75─1%程度と予想。「マイナスが起点なのでかなりの引き上げになる」と述べた。
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