- 2022/07/13 掲載
ピクテ・ウェルス、1年半ぶりに中国株投資再開 景気・規制環境改善
ピクテ・ウェルス・マネジメントのアジア最高投資責任者(CIO)のアレクサンドル・タバッツィ氏は12日のインタビューで、富裕層向けの一任ポートフォリオで中国株運用を先週から開始したことを昭らかにした。「米国と欧州の成長率は低下している。市場全体を見渡すと、これから再加速するという意味で際立っているのが中国だ。このため中国株回帰は理にかなっていると考えた」という。
タバッツィ氏は、ピクテが2020年12月に中国株投資をやめたのは、経済成長の鈍化とハイテク業界への規制強化に関連する不確実性の高まりが理由と説明。現在は、強力な景気刺激策によって下期から23年にかけて成長が勢いを回復すると予想し、株式のバリュエーションも魅力的とみている。
タバッツィ氏によると、中国株の投資ウエートはまだ低く、運用ポートフォリオにおける新興国資産の4分の1程度という。
PR
PR
PR