- 2022/07/13 掲載
G20財務相会議が15日開幕、インフレなど議論 共同声明困難か
先週のG20外相会合では、議長国のインドネシアがウクライナでの戦争終結への協力を求める一方、ロシアは世界経済を協議する機会を「西側が台無しにした」と非難するなど議論は紛糾。共同声明も何らかの合意も得られないまま終わった。
インドネシアは16日の閉幕時に共同声明を発表することを望んでいる。ただ、同国中銀のペリー・ワルジヨ総裁は、それが不可能な場合には協議の内容を要約した議長声明を出す考えを示している。
総裁は先週のインタビューで「最善を望むが、最悪の事態にも備えている」とした上で「われわれは依然として、共同声明の採択に向けて懸命に努力している」と語った。
インドネシアの政府関係者らは、世界経済の状況やウクライナ戦争による影響を説明する共同声明の文言を巡って、西側とロシアの間で意見の相違があるとしている。
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