- 2022/07/14 掲載
米景気、「小幅」拡大=需要鈍化が鮮明―FRB報告
【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は13日、全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)を公表し、5月半ば以降、全般的に「小幅な」景気拡大が続いているとの判断を示した。ただ、一部の地区では需要鈍化の兆しが鮮明になっていると指摘。5地区の企業からは景気後退リスクの高まりを懸念する声が上がった。
大半の地区は、食品とガソリンの価格高騰による消費減速を報告した。新車販売も在庫が少なく、引き続き低調。一方、旅行関連業はレジャー需要が旺盛で好調だった。
製造業はまちまち。多くの地区は、サプライチェーン(供給網)の混乱と労働力不足で生産活動が阻害されていると説明した。
【時事通信社】
PR
PR
PR