- 2022/07/15 掲載
日経平均は3日続伸、好決算のファーストリテが指数押し上げ
ファーストリテは年初来高値を更新し8%超高。日経平均を215円押し上げた。リクルートホールディングスやエムスリーといった、日経平均を構成するほかの値がさ株もしっかりとなり、指数の押し上げに寄与した。
日経平均への寄与の大きいファーストリテに対し、TOPIXへの寄与が大きい金融株は軟調で「先物市場で日経平均買いのTOPIX売りとの思惑が出て、ほかの値がさ株の買いに波及した」(りそなアセットマネジメントの戸田浩司ファンドマネージャー)との見方が出ていた。銀行などの金融株は、米株市場のセクター別で銀行株が最も下落したことが嫌気されさえなかった。
連休を控え、午後には動意に乏しくなった。為替は、ドル/円が139円付近での推移となり、前日の大引け時点よりドル高/円安だったが、自動車など輸出関連株の反応はまちまちだった。 中国で市場予想を下回る4―6月GDPが発表されたが、日本株への影響は限定的だった。小売売上高など6月の経済指標に底堅さがうかがえたほか、景気刺激策への思惑もあって、GDPのネガティブなインパクトが薄まったとの見方が聞かれた。
TOPIXは0.03%安の1892.5ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.03%安の973.68ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は2兆5444億2900万円だった。
東証33業種では、値上がりはその他製品や電気・ガス業、輸送用機器など16業種で、値下がりは鉱業や銀行業、保険業など17業種だった。
四国電力や中国電力など電力株が堅調だった。岸田文雄首相が14日の記者会見で、今冬に原子力発電所を最大9基稼働させる方針を示したことが手掛かり材料となった。任天堂もしっかり。
一方、東京エレクトロンやソフトバンクグループがさえなかった。三菱UFJ FGも軟調だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが689銘柄(37%)、値下がりは1074銘柄(58%)、変わらずは75銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 26788.47 +145.08 26736 26,571
.08 .38─26,
857.77
TOPIX 1892.50 -0.63 1896. 1,879.
65 18─1,90
1.10
プライム指 973.68 -0.31 975.9 966.97
数 7 ─977.72
スタンダー 972.78 -0.83 975.3 971.05
ド指数 8 ─976.19
グロース指 860.98 -5.44 864.7 855.87
数 6 ─869.74
東証出来高 107831 東証売買代金(億 25444
(万株) 円) .29
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