• 2022/07/16 掲載

米小売売上高、6月は1.0%増 ガソリンと自動車が押し上げ

ロイター

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[ワシントン 15日 ロイター] - 米商務省が15日発表した6月の小売売上高(季節調整済み)は前月から1.0%増えた。高インフレの中でガソリンや自動車などの商品(モノ)の消費が増えたのがけん引した。差し迫った景気後退への懸念を和らげる可能性はあるものの、2022年第2・四半期の経済成長が低調だったとの見方は変わらない。

5月の小売売上高は0.1%減と、前回発表の0.3%減から上方改定された。

6月のエコノミスト予想は0.8%増。0.2%減から2.2%増まで幅があった。

BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・グアティエリ氏は「高水準の貯蓄と賃金上昇に支えられ、米家計の消費額は従来とほぼ同水準だが、物価上昇が主因であり、実際に購入する商品数が増えているわけではない」と指摘。「とはいえ、きょうの指標は近い将来のリセッション(景気後退)観測を冷やすかも知れない」と述べた。

小売売上高はほとんどが商品(モノ)で構成され、インフレ調整をしていない。

5月の自動車は在庫不足が響いて3.0%減少していたが、6月は0.8%増に回復した。ガソリンスタンドは3.6%増。

自動車とガソリンを除いた小売売上高は0.7%増。

小売売上高の中で唯一のサービス部門として集計されているバー・レストランは1.0%増えた。

家具は1.4%増え、衣料品は0.4%減った。

オンラインストアは2.2%増、電化製品は0.4%増。一方、建築資材・園芸は0.9%減った。

スポーツ用品・趣味・楽器・書籍は0.8%伸びた。

自動車、ガソリン、建築資材、外食を除くコア小売売上高は0.8%増。5月は0.3%減と、前回発表の横ばいから下方改定された。

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