• 2022/07/21 掲載

午前の日経平均は小幅反落、前日の大幅高で利益確定売りが重し

ロイター

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[東京 21日 ロイター] - 21日午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比22円73銭安の2万7657円53銭と小幅に反落した。前日までの上昇が急ピッチだったことから、利益確定や戻り待ちの売りが優勢となった。

日経平均は、朝方に小安く寄り付いた後、一時プラスに転じた以外は、小安い水準での小動きが続いた。前日の米国市場では株高だったが、日本株は前日に先取りする形で大幅上昇しており、利益確定や戻り待ちの売りが上値を抑えた。日銀の金融政策決定会合の結果公表や欧州中央銀行(ECB)理事会を前に「積極的に動けない」(国内証券)との声も聞かれた。

一方、午前の安値は前営業日比130円70銭安の2万7549円56銭と、下げは深まっておらず、下値の堅さも意識された。ファーストリテイリングが一時年初来高値を更新するなど、好決算銘柄が物色された。

市場では「前日の大幅高の反動はあったようだが、外部環境が少しずつ好転してきており、慌てて今のうちに売るというムードにはなっていない」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用本部長)との声が聞かれた。

資源価格の落ち着きでインフレのピーク感が意識され、米金融引き締めへの過度な警戒感が和らいでいるほか、米企業決算は市場で想定されたほど悪くないとの受け止めがあるという。

TOPIXは0.28%安の1941.00ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2619億0400万円だった。東証33業種では、値上がりはパルプ・紙や精密機器、金属製品など11業種で、値下がりは鉄鋼や証券業、保険業など22業種だった。

ファナックやエムスリーはしっかり。一方、塩野義製薬、日本製鉄が大幅安。日本電産は軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが953銘柄(51%)、値下がりは777銘柄(42%)、変わらずは106銘柄(5%)だった。

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