• 2022/07/26 掲載

午前の日経平均は小幅続落、景気懸念が重し イベント前に様子見

ロイター

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[東京 26日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比17円52銭安の2万7681円73銭と、小幅に続落した。欧米の景気後退への懸念が重しになった。米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを前に模様眺めが強まり、方向感のない値動きとなった。

日経平均は、小安くスタート。プラスを回復する場面もあったが短時間にとどまり、再びマイナスに転じた。一時160円安に下落したが、その後は徐々に持ち直し、小安い水準での動きが続いた。欧米の景気後退への懸念が重しになった一方、下げも限定的で「方向感は出ていない。基本は様子見」(国内証券)とされた。 

市場では「内外ともに、先月の調整局面で悪材料をそれなりに織り込んだ。イベント前の手仕舞い売りはあるようだが、底堅さは確保されている」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との声が聞かれた。個人投資家に人気のソフトバンクグループがしっかりとなって指数を下支えしたほか、好業績銘柄が物色された。

TOPIXは0.11%高の1945.38ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆1217億2800万円だった。東証33業種では、値下がりは海運業やその他製品、精密機器など12業種、値上がりは鉱業や石油・石炭製品、保険業など21業種だった。

日本郵船など海運株が利益確定売りに押された。中外製薬、テルモもさえなかった。一方、INPEXなど資源株がしっかり。業績予想の上方修正を発表したキヤノンマーケティングジャパンやダブル・スコープが買われた。ソフトバンクグループは大幅高となり、日経平均を30円程度押し上げた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1102銘柄(60%)、値下がりは631銘柄(34%)、変わらずは103銘柄(5%)だった。

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