- 2022/07/27 掲載
米GM、供給混乱で四半期40%減益 株価4%安 通期予想は維持
第2・四半期の純利益は前年同期比40%減少。世界的な半導体不足などサプライチェーン(供給網)の混乱が響いた。
通期見通しは純利益が96億─112億ドル、調整後の利払い・税引き前利益(EBIT)が130─150億ドルとの従来予想を据え置いた。下半期には世界的に納車台数が急増すると見込んだ。
第2四半期の純利益は17億ドル(1株当たり1.14ドル)で、前年同期の28億ドル(同1.90ドル)から40%減。リフィニティブのデータによると、アナリスト予想は1株当たり1.20ドルだった。
売上高は約5%増の358億ドル。純利益率は前年同期の8.3%から4.7%に低下した。
投資を強化している電気自動車(EV)事業では、「2022─23年にかけて」北米で40万台のEVを製造する計画という。
主要市場の中国事業は、新型コロナウイルス抑制措置を受け第2・四半期に1億ドルの損失を計上。売上高は61億ドルと前四半期および前年同期の90億ドルから減少した。納入台数も47万3000台と前四半期の60万2000台、前年同期の62万台から減少した。
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