- 2022/07/28 掲載
米中古住宅仮契約指数、6月は8.6%低下
住宅ローン金利と住宅価格の上昇で、初めての住宅購入者が手ごろな価格で住宅を手に入れにくい状態が続いている。
地域別では、4地域の全てで減少した。前年同月比では20.0%低下した。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、30年固定住宅ローン金利は平均で5.54%。インフレ高進や、米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めで、この金利は今年1月から200ベーシスポイント(bp)超、上がっている。
住宅市場は金利の影響を最も受けやすいセクターの一つだ。先週発表された統計では、6月の中古住宅販売戸数は5カ月連続で減少し、住宅着工と建設許可の件数もさらに減少した。
しかし、需要の軟化で住宅需給が調整され、価格の伸びが鈍化する可能性がある。26日に発表された5月の住宅価格指数は前年比で2桁の上昇率を維持した。
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