- 2022/07/28 掲載
米クアルコム、売上高見通しが予想下回る スマホ需要鈍化で
同社株は引け後の時間外取引で約2.8%下落した。
第4・四半期売上高見通しは110億─118億ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は118億7000万ドルだった。
調整後1株利益は3─3.30ドルの見通し。アナリスト予想は3.23ドル。
アカシュ・パルキワラ最高財務責任者(CFO)は今年のスマホ販売見通しを5%減に引き下げたことを明らかにした。従来予想は横ばいだった。
スマホ販売はインフレやリセッション(景気後退)リスク、中国のロックダウン(都市封鎖)などの影響で圧迫されている。
サプライチェーン(供給網)の制約でスマホメーカーの多くも半導体の受注削減を余儀なくされている。
第3・四半期決算は調整後売上高が109億3000万ドルで市場予想の108億8000万ドルを上回った。携帯端末向け事業の伸び(59%)が寄与した。
クリスティアーノ・アモン最高経営責任者(CEO)は「多様化戦略とハイエンド端末に注力することで消費者セクターの弱さを相殺している」と述べた。
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