- 2022/07/28 掲載
相場操縦事件で200億円減収=4~6月期は最大赤字―SMBC日興
SMBC日興証券は28日、元役員らの相場操縦事件が計200億円の減収要因になったとの推計を公表した。機関投資家らによる株式や債券の売買発注停止などが響いた。また、同日発表した2022年4~6月期連結決算は、純損益が36億4300万円の赤字(前年同期は146億9700万円の黒字)に転落した。
赤字幅は同社が三井住友フィナンシャルグループ入りした09年10月以降で最大。四半期ベースでは19年1~3月期以来、3年3カ月ぶりの赤字に陥った。事件の影響に加え、欧米の金融引き締めや景気減速懸念などに伴う株式市場の不安定化で顧客の投資マインドが冷え込んだ。
【時事通信社】
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