- 2022/07/28 掲載
米GDP、2期連続マイナス=4~6月期は0.9%減
【ワシントン時事】米商務省が28日発表した2022年4~6月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比0.9%減だった。前期(1.6%減)から2四半期連続でマイナス成長となった。金融引き締めのあおりで住宅投資が大きく落ち込んだほか、設備投資なども振るわなかった。
2四半期連続のマイナス成長は「テクニカル・リセッション(技術的な景気後退)」とされる。しかし、イエレン米財務長官やパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はGDP発表に先立ち、労働市場などが堅調なことを理由に「景気後退に陥っていない」と強調していた。景気後退かどうかは今後、全米経済研究所(NBER)が正式に判定する。
【時事通信社】
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