- 2022/07/29 掲載
独CPI、7月は8.5%上昇 予想に反し伸び加速
エネルギー価格が前年同月比で35.7%上昇。食品価格の14.8%上昇と合わせ、インフレ率を大幅に押し上げたという。
7月の国内基準CPIは前年同月比7.5%上昇と前月の7.6%上昇からやや鈍化した。
ドイツのIFO経済研究所は28日、値上げを計画している国内企業の比率が7月に3カ月連続で低下したとし、インフレ率がピークに達した可能性が高いとの見方を示した。
ただ、バーデン・ビュルテンベルク州立銀行(LBBW)のエコノミスト、Jens-Oliver Niklasch氏は、エネルギー価格を巡る不確実性を踏まえると「インフレ率がピークに達したとは言えない」とし、最悪の事態はまだ終わっていないと警告。INGのエコノミスト、カーステン・ブルゼスキ氏も、ドイツのEU基準CPIの上昇は「欧州中央銀行(ECB)に対する警鐘になる」との見方を示した。
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