- 2022/07/29 掲載
米経済なお底堅く推移、減速の兆候も=財務長官
朝方発表された第2・四半期の実質GDP速報値は年率換算で前期比0.9%減と、2四半期連続で縮小。2四半期連続のマイナス成長は「テクニカルリセッション」の定義とされる。
イエレン長官は、米連邦準備理事会(FRB)やバイデン政権が40年ぶりの高水準に達しているインフレ抑制に向けた取り組みを続ける中、景気後退(リセッション)突入の可能性を排除しなかった。
同時に、景気後退とは「大規模な雇用の喪失や大規模なレイオフ、企業の倒産、民間部門活動の大幅な減速、家計への圧迫など、広範囲における経済の弱体化」と考えられているとした上で、「現在の状況はそのようなものではない」とし、景気後退が進行しているという見方を否定した。
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