• 2022/08/02 掲載

米国産LNG7月輸出が2カ月連続減少、欧州向け比率は一段と上昇

ロイター

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[ヒューストン 1日 ロイター] - 米国産液化天然ガス(LNG)の7月輸出量は2カ月連続で前月を下回った。米国で2番目に大きいテキサス州LNGプラントの火災事故が尾を引いているためだ。ただ欧州向け輸出比率は一段と高まった。タンカー情報追跡に基づくロイター・アイコンのデータで1日に明らかになった。

事故が起きたフリーポートLNG施設は10月22日に一部が再稼働する見通し。閉鎖によって米国の輸出量が1日当たり約19億立方フィート減少している。

7月に米国の港を出発したLNG貨物船は86隻で、総重量は612万トン。6月の630万トンに届かず、昨年9月以降で最低水準だ。

一方、欧州向けはおよそ390万トンと全体の63%に達し、6月の350万トンから増加した。アジアと中南米の顧客への輸出は減っている。

欧州ではロシアに代わる天然ガス調達先を模索する動きが続いており、米政府は供給確保を手助けするという欧州各国の指導者への約束を果たす取り組みを進めている。

ライスタッドのアナリスト、カロリーナ・シエミエニュク氏は先週の調査ノートに「ロシアからのガス供給を巡る不透明感や一部の欧州連合(EU)加盟国がガス消費抑制に抵抗している点からすると、より多くの米国産LNGが欧州に振り向けられるだろう。ただ米国のハリケーンシーズン中は(輸出の)下振れが見込まれる」と記した。

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