- 2022/08/02 掲載
HSBC、香港で個人株主会合 平安保険の事業分離案に反論
筆頭株主の中国平安保険は、株主還元向上に向け主力のアジア事業分離などの選択肢を模索するよう圧力をかけている。
2日の会合には、数百人の株主が出席し、配当や成長戦略に関する質問が出た。マーク・タッカー会長は「開始から2年半が経過した戦略は、2023年には過去10年間に達成したことのない水準の収益をもたらす道筋を付けるはずだ。その収益が株価を押し上げ配当にも好影響を与える」と説明した。
香港はHSBCにとり最大市場。香港の投資家の一部は平安保険の提案を支持している。
最終的に事業分離の是非を問う投票を香港の個人株主が実現させることができるかは現時点で不明。機関投資家は今のところこの問題について見解を示していない。
香港区議会(地方議会)の議員は先月末、HSBCがアジア事業を分離し平安保険から取締役を迎え入れるべきと主張した。
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