- 2022/08/03 掲載
米スタバ、4─6月利益が予想超え 米事業は堅調・中国事業さえず
調整後1株利益は0.84ドルで、市場予想の0.75ドルを上回った。
引け後の時間外取引でスタバの株価は1%超上昇した。
一方、世界の既存店売上高の伸びは3%と、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の3.76%に届かなかった。国内で9%増加したものの、中国で44%減少したことが響いた。
総売上高は81億5000万ドルと、前年同期の75億ドルから増加。アナリスト予想平均の81億1000万ドルを上回った。
原材料価格の上昇と米国の一部従業員の待遇改善に伴う人件費増加で、営業利益率は400ベーシスポイント低下し15.9%となった。
スタバは昨年以降、米国の店舗で従業員による労組結成の動きが広がった。これを受け、ハワード・シュルツ暫定最高経営責任者(CEO)は今年4月、労組が結成されていない店舗の従業員の待遇を改善すると表明していた。
シュルツ氏は決算発表の会見で「会社の改革のためにすべきことは分かっている」とし「第3・四半期決算は(4月からの)わずか4カ月でどれだけ前進したかを示している」と述べた。
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