• 2022/08/09 掲載

脱炭素化へ「原子力必要」=冬に向け計5基稼働―関電社長

時事通信社

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関西電力の森望社長は9日までにインタビューに応じ、「燃料逼迫(ひっぱく)に加え、脱炭素に向けた構成電源として、原子力の必要性はより高まっている」と強調し、原発活用の意義を訴えた。現在、関電管内で運転中の原発は3基で、電力需給逼迫が予想される冬までに美浜原発3号機(福井県美浜町)など新たに2基の運転を再開し、計5基を稼働させる。

関電は2050年までに事業活動での二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにする方針で、森社長は脱炭素化と電力の安定供給の両立に向け、「原子力で支える」と話した。

東日本で再稼働の動きが進む休止火力発電の利用については、「(冬までに)間に合わない」との見通しを示した。このため、冬の需給調整は原発稼働や節電ポイントなどを通じた節電協力に重点を置く形になるという。

一方、岸田文雄首相が原発の活用を推進する考えを示していることについては、「(全国的に見て)関電の原子力だけではボリュームとして十分でない」と指摘。国に対し「(原発活用の道筋を)お示しいただきたい」と要望した。

【時事通信社】 〔写真説明〕インタビューに応じる関西電力の森望社長=4日、大阪市

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