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- 2025/06/02 掲載
“マーケの神様”も苦戦中?「イマーシブ・フォート東京」がずっとパッとしない真因
連載:テーマパーク経済学
1997年生まれ。早稲田大学文化構想学部卒業、早稲田大学教育学術院国語教育専攻修士課程修了。テーマパークやチェーンストア、都市についての原稿を主に執筆。著書に『ニセコ化するニッポン』(KADOKAWA)『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)『ブックオフから考える』(青弓社)がある。
開業から1年……試行錯誤が続く
こうした状況を受けてなのかははっきりしないが、同パークは2025年4月から入園システムを大幅に変えている。これまではパークに入っている全アトラクションを楽しめる「1Dayパス」(一部有料アトラクションあり)だったのに対し、変更後はアトラクションごとにチケットを購入するシステムになったのだ。
いずれにせよ、パークの存在がうまく人々に定着しておらず、試行錯誤が続いているのが現状だ。
では、その根本的な要因は一体どこにあるのか……次ページで詳しく見ていこう。 【次ページ】“失敗し続けた街”に建てたのがマズかった?
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