• 2022/08/17 掲載

Nordic Semiconductor、デュアルバンド「Wi-Fi 6 チップ nRF7002」を発売

Nordic Semiconductor

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 超低消費電力無線ソリューションのリーディング・プロバイダーであるNordic Semiconductor(OSE:NOD、以下 Nordic)は本日、超低消費電力デュアルバンド Wi-Fi 6 チップ nRF7002の発売に伴い、Wi-Fi(R)ワイヤレスIoT市場に参入したことを発表しました。

 Nordicは、今回の発表により、Bluetooth(R)、Wi-FiおよびセルラーIoTという世界で最も普及している3種のワイヤレスIoTテクノロジーをすべて提供する、数少ない企業の1社となりました。

 nRF7002は、Nordicの従来製品と併用した場合にシームレスなWi-Fi接続とWi-Fiベースの測位(SSIDによるローカルWi-Fiハブのスニッフィング)を提供することが目的であるという意味で「コンパニオンIC」と称されます。併用する従来製品としては、nRF52(R)およびnRF53(R)シリーズのBluetoothシステムオンチップ(SoC)や、NordicのnRF91(R)シリーズのセルラーIoT Systems-in-Package(SiP)などがあります。nRF7002は、Nordic以外のホストデバイスと組み合わせて使用することも可能です。

 nRF7002の発売は、Nordicが2020年にImagination Technologies Groupから開発チームと主要なWi-Fi専門技術、Wi-Fi IP技術資産をまとめて買収したことにより実現しました。

 nRF7002により、Nordicが数十年にわたり培ってきた超低消費電力ワイヤレスIoTとハードウェア設計の技術が、バッテリー駆動型ワイヤレスIoTの長時間運用を支える効率化を実現するスタンダードであるWi-Fi 6に投入されることになります。

 Wi-Fiは、AppleやAmazon、Google、Samsungその他数百社のコンシューマIoT企業が支援するスマートホームプロトコルであるMatterの重要な部分も形成します。Nordicの製品ラインナップにWi-Fiが加わることで、NordicはMatterに使用されるすべての無線プロトコルに対応することになります。具体的には、コミッショニング用のBluetooth LE、低消費電力メッシュネットワークのThread、高速ワイヤレスアプリケーション向けWi-Fiなどです。

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