経済産業省は１９日、２０～２６日の電力需給見通しを公表した。電力供給の余力を示す予備率は、最も低い２３日の東京、北海道、東北の３電力管内でも８．７％と、安定供給に最低限必要な３％を上回るもようだ。

来週はこれまでの猛暑が和らぐと想定する。経産省は「電力需要は落ち着き、安定供給を確保できる」（担当者）との見方を示す。ただ、想定を超える気温の急上昇などで電力需給が逼迫（ひっぱく）する恐れもあり、無理のない範囲での節電を呼び掛けている。

【時事通信社】