［ベルリン　２５日　ロイター］ - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）のラガルド総裁は、気候変動は特にインフレに明確な影響を及ぼすため、意思決定の際に考慮に入れる必要があるとの認識を示した。

２５日公表されたマダム・フィガロ誌とのインタビューで述べた。

総裁は「気候災害、干ばつ、飢饉（ききん）が世界中で増えれば、物価、保険料、金融セクターに影響が出るだろう。その点を考慮に入れる必要がある」と発言。

ＥＳＧ（環境・社会・ガバナンス）の基準の調和と厳格化がかなり迅速に進むことが考えられるとも述べた。