- 2022/09/13 掲載
SEC、VMウェアに不適切慣行停止と制裁金命令 売上計上先送りで
SECが問題視したのは受注残高の管理方法。2019年度以降、四半期末が終わった直後に顧客に納品するようにして売上高の計上を本来の四半期の翌期に先送りできるようにし、その後に当初見通しに比べて鈍化した業績の動きをあいまいにしたとしている。
SECは「VMウェアが数千万ドル分の売上高(計上)を将来の四半期に持ち越し、20年度の事業が見通しとの比較で減速した実態を不透明にした」と指摘。VMウェアが受注残高は「何重にも検討して」適切に管理されていると開示していたものの、受注残高を売上高の認識時期に用いていることは投資家に公表していなかったとした。
米半導体大手のブロードコムは今年5月、VMウェアを610億ドルで買収すると発表している。
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