米長期金利、一時１２年５カ月ぶり高水準

【ニューヨーク時事】週末２３日のニューヨーク金融・債券市場では、長期金利の指標である１０年物米国債利回りが一時３．８３％に急伸し、２０１０年４月以来約１２年５カ月ぶりの高水準を記録した。英国の大型減税策発表を受けて英長期金利が上昇すると、米国債利回りも上昇した。

米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が積極的な利上げを続けていることで、金融政策の影響を受けやすい２年物米国債利回りも急伸している。米メディアによると、２年債利回りはこの日、約１５年ぶりの高水準に達した。

【時事通信社】