- 2022/09/28 掲載
テスラ、上海工場の年内フル稼働予定せず=関係者
テスラは2019年終盤に上海工場で生産を始めて以来、ずっと稼働率100%の達成を目指しており、さらに最近では生産能力を30%引き上げて最大毎週2万2000台としている。
これにより上海工場では毎週「モデルY」を1万4000台、「モデル3」を同8000台生産できる。ただ同社の計画では、年末までモデルYは1万3000台、モデル3は7500台の生産を続けるという。
これら関係者は、上海工場をフル稼働させない理由は説明していない。また1人の関係者は、生産予定台数は自分が想定したよりも少ないと述べた。
テスラは27日、この件に関するコメント要請に回答しなかった。
もっとも中国では、景気が急減速する中でEV市場の競争が激化しているという事情がある。テスラの中国における1─8月販売台数は前年比60%近く増加したものの、前年比で2倍以上も販売が伸びている新エネルギー車市場全体の成長ペースに比べるとはるかに見劣りしている。
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