- 2022/10/21 掲載
AT&Tが通年利益見通し上方修正、第3四半期業績は市場予想超え
メディア・娯楽の総合企業に向かう路線を断念したAT&Tは、競争がし烈な米国の通信市場に再び軸足を置きつつある。現在はブロードバンド通信や国際ローミング、携帯電話サービスなどに注力し、134億ドル近くに積み上がった債務の軽減に望みをかけている。
第3・四半期の月額払い方式携帯電話サービス新規加入者は70万8000人、光ファイバーの高速ネット通信サービス新規加入者は33万8000人となった。
一方で同社は物価上昇圧力の一部を消費に転嫁する必要にも迫られ、幾つかのプラン料金を引き上げ、年間フリーキャッシュフロー見通しを下方修正した。
第3・四半期の調整後1株利益は0.68ドル、売上高は300億ドル。アナリスト予想はそれぞれ0.61ドルと298億6000万ドルだった。
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