- 2022/10/24 掲載
円急伸、149円近辺=乱高下後、介入警戒でこう着―東京市場
24日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円近辺でこう着状態となった。朝方の海外市場で、円相場が149円台から145円台に急騰するなど乱高下し、市場では政府・日銀が21日の海外市場に続き、為替介入に踏み切ったとの観測が広がった。午後3時現在は148円98~98銭と前週末比1円49銭の円高・ドル安。
24日、介入の実務を指揮する財務省の神田真人財務官は記者団に、朝方の円急騰に関して「介入の有無については一切コメントしない」と語った。一方、市場関係者からは「速いペースで円売りが進んだため、介入に踏み切ったのではないか」(銀行系証券)との指摘が出ている。市場では、さらなる介入への警戒感が一段と高まり、東京市場の円相場は狭い値幅で小動きとなった。
【時事通信社】 〔写真説明〕円相場を示すモニター=24日午後、東京都中央区
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