- 2022/11/04 掲載
シンガポールDBS、第3四半期は最高益 一段の金利上昇を警戒
ピユシュ・グプタ最高経営責任者(CEO)は「米金利が5%を上回れば米国が景気後退に陥る可能性があり、その場合、アジアはより急激な減速に見舞われるだろう」と記者団に語った。
第3・四半期の純利益は22億4000万シンガポールドル(15億8000万米ドル)となり、リフィニティブがまとめたアナリスト4人の平均予想(19億7000万Sドル)を上回った。収益性の指標である純金利マージンは前年同期の1.43%から1.90%に改善した。
手数料収入は13%減。ウェルス・マネジメント事業の低迷が響いた。しかしグプタ氏は、同事業とクレジットカードがけん引し、来年は手数料収入が2桁台の伸びを確保すると予想した。
同氏はまた、融資への健全な引き合いが続いているため、来年は1桁台半ばの増加率を達成する可能性があると述べた。
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