- 2022/11/04 掲載
米スタバ、既存店売上高が予想上回る 北米好調で中国不振補う
[3日 ロイター] - 米コーヒーチェーン大手スターバックスが3日発表した第4・四半期(10月2日まで)決算は、世界既存店売上高が7%増と、市場予想を上回った。北米の需要が堅調で、業績押し上げに寄与した。中国での落ち込みも市場予想と比べて小幅にとどまった。
金融情報会社リフィニティブがまとめた世界既存店売上高のアナリスト予想は4.2%増だった。
引け後の時間外取引で、スターバックスの株価は約1.5%上昇した。
マクドナルドやヤム・ブランズなどが値下げでインフレに苦しむ消費者を引きつける一方、相対的に高価格帯のスターバックスの飲料は高所得層の顧客を維持してきた。
米既存店売上高は11%増。季節限定の「パンプキンスパイスラテ」の販売が好調だった。
中国の既存店売上高は16%減。新型コロナウイルス感染封じ込めに向けた「ゼロコロナ政策」が重しとなった。ただ、ゴードン・ハスケットのアナリストによると、市場予想は20%減だった。
中国既存店売上高は前四半期は44%落ち込んでいた。
純売上高は84億1000万ドルと、前年同期の81億5000万ドルから増加し、アナリスト予想の83億1000万ドルを上回った。
同社は2023年度の世界既存店売上高伸び率について、従来の長期ガイダンスである7─9%の上限付近になるとの見通しを示した。
*カテゴリーを追加して再送します。
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