英消費者、6割がクリスマス出費控える予定＝デロイト調査

［ロンドン　７日　ロイター］ - 英消費者の６割がクリスマスシーズンに使う金額は昨年より減少すると考えていることが、デロイトの調査で明らかになった。

消費者調査によると、プレゼントを安価なブランドや店舗に変えるとの回答が全体の３８％、クリスマスディナー食材の少なくとも一部をディスカウント店で購入するとの回答が３５％だった。１１％はプレゼントを中古あるいは転売サイトなどで購入する意向で、何も購入しないとの回答も８％あった。

デロイトの小売り部門トップ、オリバー・バーノンハーコート氏は、「今年は予算の制約があるなかホリデーシーズンに入ることになる。ほぼ全員が購買力を考慮して出費を調整するのは意外ではない」と述べた。

デロイトのデータによると、消費者の５４％が、１１月２５日のブラックフライデーを含む１１月から１２月の前半２週間でクリスマスの買い物をする意向だ。