• 2022/11/10 掲載

ファンドの脆弱性に段階的対処を、金融安定理事会がG20に提言

ロイター

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[ロンドン 10日 ロイター] - 20カ国・地域(G20)首脳会議傘下の金融安定理事会(FSB)は10日、世界の金融システムのほぼ半分を占める投資ファンドやその他「ノンバンク」のシステム上の脆弱性について、まずは既存の規則を微調整することで対処し、その上で抜本的対策が必要かどうか検討すべきと提言した。報告書は来週のG20首脳会議を前に首脳に送付された。

新型コロナウイルス流行を背景に20年3月に世界各国がロックダウンを実施し、マネーマーケットファンドが苦情に陥った際、中銀は流動性注入を迫られた。今年9月には英国債市場が混乱、ライアビリティー・ドリブン・インベストメント(債務主導投資)ファンドで追加担保の差し入れが困難になった問題では、英中銀が介入に踏み切った。

FSBは破綻した米投資会社アルケゴスに触れ、巨大なノンバンク金融仲介(NBFI)部門の「隠れたレバレッジ」が注目されるようになったと指摘。

「新たなツールを作るのではなく、既存の政策手段の活用を提言する」とし「その上で、既存手段の活用がNBFIのシステミックリスクに対処するのに十分なのか、追加的な手段を開発する必要があるのか検討すべきだ」とした。

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