- 2022/11/11 掲載
経済的分断リスク高まる、中銀にインフレ抑制求める=IMF
ゲオルギエワ氏は米ワシントンで開かれた会議で、中銀は食料や燃料の価格上昇を緩和するために的を定めた措置を取るべきとしつつ、インフレを助長したり、金融政策を脱線させたりするような措置は避ける必要があると語った。
ゴピナート氏は外国為替市場で20年超ぶりのドル高騰と、金融の脆弱性に対する懸念も現在の環境で大きな課題となっており、失策の余地はないと述べた。
ゴピナート氏は、ドルの急騰が多くの国にとってマクロ経済的に重要な影響を持つとして「正しく進める道は非常に狭くなっている」との見方を示した。
ゴピナート氏は、政策立案者が潜在的な脆弱性を注視する必要があるとし、ノンバンク金融機関の隠れたレバレッジがもたらす金融安定性へのリスクに関するデータが決定的に不足していると指摘した。
もう一つの大きな課題は地理経済的分断のリスクが高まっていることだとし、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)とロシアのウクライナ侵攻がそのリスクを「著しく」高めているとも指摘した。
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