- 2022/11/11 掲載
ブラジルの10月CPI、前月比0.6%上昇
前年比では6.5%上昇で、前月の7.2%から伸びが鈍化した。
前月比では、9項目中8項目が上昇。特に食品、ヘルスケア、輸送と燃料が押し上げた。食品価格は0.7%、ヘルスケアは1.2%、輸送は0.6%それぞれ上昇した。
パンテオン・マクロエコノミクスの中南米主任エコノミスト、アンドレス・アバディア氏は「金融引き締め政策の効果が時差で表れてきたことと、政府による主要価格引き下げ努力により、全体に急速なディスインフレが続いている。これら政策の影響は徐々に消えつつあるが、労働市場が比較的活発なことや最近の家計支援策を踏まえても、コアインフレが依然減速傾向にある点が重要」と述べた。
同氏は、今後数カ月間は内需が低迷し、コアインフレの伸び率がを低下傾向示すと予想している。
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