- 2022/11/11 掲載
カナダの労働市場、景気低迷乗り切ること可能=中銀総裁
カナダのインフレ率は8.1%のピーク水準から6.9%に緩和したが、中銀目標の2%は依然大幅に上回っており、幅広い分野で物価上昇圧力が引き続き見られる。中銀は経済成長が来年半ばまで減速すると予想している。
マックレム氏はトロントでの学生や研究者に向けた講演で「これは深刻な景気後退(リセッション)ではないが、大幅な景気減速だ」と述べた。インフレ抑制に向けた金融引き締めは失業率を押し上げるとも指摘した。
「ただ、労働市場は非常に過熱しており、多数の求人があるため、景気後退時に通常見られるような失業者の急増を引き起こすことなく労働市場の過熱を抑える余地がある」と語った。
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