ドイツ経済、エネルギー供給の改善で先行きに明るみ＝ＩＦＯ所長

[ベルリン ２２日 ロイター] - 独ＩＦＯ経済研究所のクレメンス・フュースト所長は２２日、ドイツ経済は特にガス供給の改善により、やや明るくなっていると述べた。

卸売物価が前月比で予想外に下落し、サプライチェーン（供給網）の混乱が緩和したことが楽観的な要因になったとした上で、「もっとも重要な点はガスの供給状況がかなり明るくなったことだ」と指摘。温暖だった１０月の気候や豊富なガス貯蔵、液化天然ガス（ＬＮＧ）ターミナルの計画などがプラス要因となり、「シナリオが明るくなっていることを示唆している」とした。