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ドムドム藤﨑社長「失敗も課題も存在しない」──常識を超える“データ経営”の秘密
売れなかった商品は「失敗」なのか?──日本最古のハンバーガーチェーン、ドムドムハンバーガーを再生させた藤﨑 忍社長は「そうではありません」と言い切る。直感と数字を掛け合わせ、外食の常識を次々と逸脱してきた藤﨑氏の経営術は、なぜここまで強いのか。Splunk Services JapanのCTO 森 玄理氏が、その哲学の核心に迫る。数字と物語の掛け合わせが次の挑戦を創造する
ドムドムフードサービス 代表取締役社長 藤﨑 忍氏(以下、藤﨑氏):弊社では「思いやり経営」を掲げ、お客さまとスタッフが幸せになることを企業の第一の目的としています。一見データとは無縁に思われるかもしれませんが、外食産業において数字は非常に大事です。POSシステムを使い、データ分析をして日々の経営を検討しています。
一方で、お客さまの声や現場の熱量といった「物語」も重要です。この物語と数字を掛け合わせることが、次の挑戦を創造するベースになっているのです。
森氏:「思いやり経営」の背景には、着実な数字のベースがあり、そこにコンテキストを追加していくという考え方なのですね。
藤﨑氏:まさしくそうです。お客さまからの直接の言葉やSNSのメッセージといった感覚的なものはとても重要ですが、不確定な要素もあります。だからこそ、データとの掛け合わせが必要なのです。
私の原点は、渋谷の109での10坪のアパレルショップや、新橋での8.4坪の小さな居酒屋での経営です。お客さまの声を近い関係で聞き、それが数字に変化していくことを身をもって学びました。
森氏:現場の熱量を直接聞いてきた経験値が蓄積されているのですね。しかし、日々新しい挑戦を続ける中で、直感とデータの「答え合わせ」は簡単ではないと思います。直感的な行動が数字として返ってこなかったとき、その失敗や課題とどう向き合い、どのようにデータを捉えているのでしょうか?
藤﨑氏:答え合わせについて言えば、飲食ですから新商品が売れたか売れないかは数字でリアルに分かります。ただ、数字が出なかったことが「失敗」なのかというと、私はそうは思いません。
森氏:どういうことでしょうか?
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【ドムドムの戦略2】なぜ「丸ごと!!カニバーガー」は常識を逸脱できたのか?
【ドムドムの戦略3】「割引キャンペーンはやらない」SNS戦略の秘密
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