記事 IoT・M2M IoTで「高齢者の見守り」支援、富山県氷見市が「低コストで」実現できたワケ 2016/06/20 地方を中心に過疎化や高齢化が大きな課題となっている。こうした中、富山県氷見市の久目地区では地域の課題を自分たちで見直し、生活環境を改善しようと住民たちが知恵を出し合っている。2014年に立ち上がった「Code for Himi」とも協力して高齢者の生活改善にICTを取り入れるなど、先進的な取り組みにも積極的だ。今回はその取り組みの中からIoT技術を活かしたユニークな見守り支援システムについて紹介したい。
記事 ロボティクス・ドローン ドローン競技会で地方創生、先陣を切るのは国家戦略特区 秋田県仙北市 2016/06/15 いま、圧倒的なスピードと魅力的な映像によって、新たなスポーツエンターテインメント産業として注目されているドローンレース。 今年、中東ドバイで賞金1億2,000円の世界大会が催され、大きな話題となった。こういったドローン競技会は、日本国内においても地方創生の大きな起爆剤になる可能性がある。国家戦略特区となった秋田県仙北市は、「Drone Impact Challenge」の戦いの場に選ばれた。同競技会の実行委員会代表を務めるFPV Roboticsの駒形 政樹氏は、ドローン競技会を通じて、地方創生を起こす取り組みについて説明した。
記事 IoT・M2M IoT開発のセキュリティ設計、構成される5つの要素と4つの対策 2016/06/14 自動運転やインダストリー4.0といった文脈において、ほぼ必須ワードともいえるIoT(Internet of Things)。IoTを活用するためにはセキュリティ対策は欠かせない。IT企業だけでなく、自動車や制御機器、家電メーカーといった製造業にとっても重要なIoT開発におけるセキュリティ対策のポイントとは。
記事 製造業IT 米独が組んでも日本の製造業が孤立化しない理由とは?ハノーバーメッセ2016まとめ 2016/05/30 世界最大の見本市であるハノーバーメッセ2016が、2016年4月25日~29日にドイツのハノーバーで開催されました。今年のパートナーカントリーは米国で、24日のオープニングセレモニーではオバマ大統領とメルケル首相が演説し、両国がIoT/インダストリー4.0で積極的に連携することが表明されました(ちなみに2015年のパートナーカントリーはインドで、2017年はポーランドです)。4月25日には、2人でイベント会場の展示を見学する親密な様子が報道されています。このまま米独が組むと日本企業は孤立するのでしょうか?ハノーバメッセの要点とともに解説します。
記事 IoT・M2M ウフルとソラコム、IoT事業で提携 データ取得、分析・活用をスムーズに 2016/05/26 ウフルとソラコムは26日、IoT分野における業務提携を行ったと発表した。双方のプラットフォームの連携を強化するという。
記事 IoT・M2M 東大 坂村健 教授が語るIoTの本質、「インダストリー4.0はオープンなカンバン方式だ」 2016/05/26 これまでにもIoTと同じ考え方を意味するバズワードはいくつか登場した。ユビキタスコンピューティングしかり、M2Mしかり。その中でIoTという呼称が市民権を得たのは「モノをインターネットにつなぐというのではなく、インターネットのようにモノをつなぐということを明快にした呼び名だったからだ」と指摘するのが、東京大学大学院情報学環教授でユビキタス情報社会基盤研究センター長の坂村健氏だ。これからのIoTの可能性と取り組むべき課題について、坂村教授が語った。
記事 IoT・M2M NEC、工場のIoTデバイスをリアルタイムに制御する技術を開発 ExpEtherを無線化 2016/05/25 NECは25日、工場の製造現場などの機器(センサ・ディスプレイ・ロボットなどのIoTデバイス)を、無線環境でリアルタイムに遠隔から集中制御し、製造ラインの柔軟な変更を可能にするネットワーク技術を開発したと発表した。NECのネットワーク技術「ExpEther」(エクスプレスイーサ)を無線化した。
記事 M&A・提携・協業 デル会長のマイケル・デル氏が明かす、約8兆円でEMCを買収した狙い 2016/05/13 昨年10月、約8兆円を投じてEMCを買収すると発表したデル(Dell)。EMC World Las Vegas 2016で、初日の基調講演に登壇したデルの会長マイケル・デル氏は、15年前を振り返りながら、DellとEMCによって次世代のテクノロジーカンパニーを作る決意を語りました。
記事 IoT・M2M ソフトバンク、法人向け「IoTクラウドサービス on CONNEXIVE」を開始 月額500円から 2016/05/11 ソフトバンクは11日、月額500円で簡単・手軽に利用可能な法人向けIoTクラウドサービス「IoTクラウドサービス on CONNEXIVE」の提供を開始すると発表した。
記事 IT市場調査 フロスト&サリバンが特定、今後5年で数兆ドルのビジネスチャンスを生む5テクノロジー 2016/05/11 フロスト&サリバンは、近い将来に大きな商業的機会を持つ50のテクノロジーを選出した。中でも、付加製造、 XaaS (X as a Service)、リチウムバッテリー、軽量化素材、ウェアラブル・エレクトロニクスの5つのテクノロジーは、家電業界、エネルギー業界、自動車・交通業界、海運業界、ビル建築業界など数多く業界の今後数年の成長を左右するという。それぞれのテクノロジーの概要と今後の展開を同社 TechVision グローバルバイスプレジデント アナンド・スブラマニアン氏が解説する。
記事 IoT・M2M ネスレ、Audi、LG、コマツのビジネススキームを変えるIoTの広がり 2016/04/28 デロイト トーマツ コンサルティング(以下、デロイト)は、グローバルビジネスに関わるテクノロジーの動向を「Tech Trends 2016 日本語版」としてまとめた。テクノロジーとその進化をどう経営戦略に取り込むのか。11日、同社 執行役員/パートナー Deloitte Digital ストラテジーリーダー 岩渕 匡敦(いわぶち まさのぶ)氏が海外の最新事例と日本企業の課題を解説した。
記事 IoT・M2M GEとオラクルが提携、「Predix」をPaaSで提供しIoT機器のネットワーク構築 2016/04/26 GEデジタル(以下、GE)とオラクルは米国時間21日、デジタル技術を通じて世界の産業用機器をネットワーク化するエンタープライズ向けプラットフォーム構築を目指して戦略的パートナーシップを締結したことを発表した。
記事 IT投資・インフラ戦略 JR東日本 CIO 前川常務に聞く、JRE POINT導入による電子マネー事業戦略とIT投資のROI 2016/04/22 メンテナンスにIoTを活用し、スマホアプリの開発や現場でのタブレット活用も積極的に推進している東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)。今や本業以上に、不動産賃貸や駅ナカ物販事業などを伸ばす同社にとって、電子マネーの「Suica」は大きな原動力になっている。後編では、JR東日本 CIO 前川忠生氏にSuica事業戦略からIT投資に対する考え方、IT部門でのリーダーシップ、そしてSNSやドローン技術の活用、さらには鉄道事業の将来展望まで話を伺った。
記事 製造業IT 企業が「インダストリー4.0」に投資する額、年間100兆円超に-PwC調査 2016/04/21 PwCが世界26カ国、9業種、2,000社超を対象に実施した調査「インダストリー4.0: デジタルエンタープライズの構築」によると、2020年まで世界で毎年9,070億米ドル(約100兆円)を超える額がインダストリー4.0への投資に向かうことがわかったという。
記事 IoT・M2M ZMP・SAP・凸版、物流支援ロボット「CarriRo」によるIoTソリューションを共同推進 2016/04/20 ZMPとSAPジャパン、凸版印刷の3社は20日、物流支援ロボットやIoT技術を使った業務効率化ソリューションの提供を共同で推進していくことで合意したと発表した。
記事 製造業IT ファナックがシスコら大手と協業を発表、製造アナリティクスプラットフォーム開発へ 2016/04/18 18日、ロボットとファクトリー オートメーションの世界的サプライヤーであるファナックは、ITによるデジタル化で知られるシスコ、産業用オートメーションと情報ソリューションを専門とするRockwell Automation(以下、Rockwell)、人工知能ソリューションのプロバイダーであるPreferred Networks(以下、PFN)と協業することを発表した。これらの企業は共同で、CNC(コンピュータ数値制御装置)とロボットのみならず周辺デバイスとセンサーを接続して製造・生産を最適化するためのアナリティクスを提供するプラットフォーム、FANUC Intelligent Edge Link and Drive(FIELD)systemを開発するという。
記事 IoT・M2M JR東日本 CIO 前川忠生 常務に聞く、IoTとAI活用による鉄道システムの未来 2016/04/18 鉄道事業はもとより、鉄道以外の生活サービス事業などでも順調にビジネスを拡大している東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)。グループの中期経営計画である「グループ経営構想Ⅴ」では、IoTをはじめとする最新IT技術の活用を掲げて積極的なIT投資を進めている。世界トップクラスの安全性や効率性を実現する鉄道運行システムを実現する一方で、人工知能(AI)活用やスマートフォンアプリ開発など、新しいテクノロジーへの投資も惜しまない同社の取り組みについて、常務執行役員 前川忠生 氏に話を伺った。
記事 金融業IT トヨタとあいおいニッセイ同和損保、米国でテレマティクス自動車保険会社を設立 2016/04/13 あいおいニッセイ同和損害保険(社長 : 金杉恭三、以下AD)、トヨタファイナンシャルサービス(社長 : 犬塚力、以下TFS)、トヨタ自動車(社長 : 豊田章男、以下トヨタ)の3社は、1日、共同出資会社トヨタインシュランスマネジメントソリューションズUSA, LLC(以下、TIMS)を設立した。
記事 ロボティクス・ドローン マイクロソフト西脇氏が選ぶベスト・ドローンとその使い方・楽しみ方・活かし方 2016/04/13 日本マイクロソフトの西脇 資哲氏といえば、同社のエバンジェリストとして、パッケージソフトやクラウドサービスなどを解説するプレゼンターとして知られる人物だ。先ごろ同氏は、ドローンの専門カンファレンス「ジャパン・ドローン2016」に登壇した。ドローンマニアとしても知られる同氏は、趣味が高じ、いまや24基のドローンを所有するという。そんな同氏が、ITとドローンの親和性について解き明かした。
記事 ロボティクス・ドローン エアロセンス嶋田氏が語るドローンは、「データ蓄積」から「活用」までカバーする 2016/04/11 昨年の夏、ソニーモバイルコミュニケーションズとロボット開発ベンチャーのZMPによって設立され、大きな話題を振りまいた「エアロセンス」。同社はドローンによって、飛行計画から画像処理までを自動化してユーザーに提供する新ビジネスを展開しようとしている。先ごろ開催されたドローン専門カンファレンス「ジャパン・ドローン2016」に登壇した同社 取締役 嶋田 悟氏は、「我々は、ビッグデータが意味を成すプラットフォームとして、量産型のUAV(Unmanned Aerial Vehicle、以下、ドローン)が重要になると考えている」と語り、ビッグデータの活用にはドローンが欠かせないことを強調するととにも、自社の今後の方向性を示した。
記事 IoT・M2M 国内M2M市場、2015年度は1620億円の見込み 市場拡大はややブレーキか 2016/04/08 矢野経済研究所では8日、国内のM2M市場の調査結果を発表した。調査期間は2015年9月~2016年1月。2015年度の国内M2M市場は、累計金額ベースで1,620億円の見込という。
記事 製造業IT マツダはいかにして「どん底」から世界最高峰のエンジンを開発したのか 2016/04/07 バブル崩壊後、マツダには苦難の時代が続いた。開発体制も量産の不具合対応などに追われ、先行開発を行っているのはわずか数十名程度だったという。マツダ 統合制御システム開発本部 本部長の原田靖裕氏は「当時はヒトへの投資が難しかった。そこで技術を絞り込み、モデルにだけでも投資してほしいと訴えて、2006年から始まったのが“SKYACTIV(スカイアクティブ)プロジェクト”だった」と振り返る。「どん底」から復活を遂げたマツダのエンジン開発秘話とは。
記事 IoT・M2M フロスト&サリバン予測:セキュリティがICTで最大の課題に、AcanoやSlackで市場が変化 2016/04/01 テクノロジーが大きな変化をもたらす2016年のビジネストレンドについて、フロスト&サリバンが、5つの予測をまとめた。2016年、テクノロジーはビジネスや社会のあらゆる側面で浸透していくことが見込まれている。
記事 IoT・M2M 日本のCIO500社調査、AIの導入は2.8%、IoTは4.1%、ウェアラブルは1.5%--NRI調査 2016/03/16 野村総合研究所(NRI)は16日、国内企業におけるIT活用の実態を把握するためのアンケート調査を大手企業501社のCIO(最高情報責任者)、またはそれに準じる役職者を対象に実施し、その結果を発表した。
記事 製造業IT 日産自動車 佐藤部長「未来のクルマの価値は、ソフトウェアで創り出される時代に入る」 2016/03/16 エネルギー、温暖化、渋滞、交通事故など、自動車を取り巻く課題は山積みだ。日産自動車(以下、日産) では、こうした課題を解決するために、環境や安全に対する取り組みを進めてきた。実際、2014年には、平均燃費を36%(2005年比)も節約し、さらに事故による死亡・重症者数を61%(1995年比)も減少させているという。日産で企画・先行技術開発本部 技術企画部 部長をつとめる佐藤 学氏は、「我々は、さらに高い目標を持って自動車の開発を進めている。そのための技術的なアプローチとして、クルマの"電動化”と“知能化”が必要だ」と語り、クルマの未来像について解説した。
記事 IoT・M2M IoTで絶対に知っておくべきテクノロジーのトップ10、ガートナーが発表 2016/03/11 ガートナーは、これから先の2年間で、すべての企業・組織にとって重要性が増してくる「モノのインターネット (IoT) テクノロジー」のトップ10を発表した。
記事 ロボティクス・ドローン ドローンのDJIが新製品Phantom 4を発表、3D映像を認識して自律学習 MS西脇氏も登壇 2016/03/07 ドローンの製造・販売で知られる中国企業DJI。その日本支社DJI JAPANが3日、製品発表会を行った。今回の目玉は、新製品Phantom 4。昨年12月の航空法の改正から、アマゾンの野心的な利用まで、何かと話題になるドローン。DJIが新たにリリースしたPhantom 4は、ドローンのどんな可能性を拓くのか。DJI JAPAN 代表取締役 呉稲(ご とう)氏の製品解説と、日本マイクロソフト エバンジェリスト 西脇資哲氏、ORSO CEO 坂本義親氏を交えたパネルディスカッションから紐解きたい。
記事 製造業IT ホンダの自動運転への取り組み、「ASIMO」のロボット技術はどう活かされているのか 2016/03/03 近年、交通事故による死亡者は減っているものの、昨年また増加に転じている。交通渋滞の視点では、高速道路は緩和に向かっているが、都市部の一般道は相変わらずだ。走行速度が遅くなれば、当然CO2の排出量も多くなる。ホンダの研究開発機関である本田技術研究所の杉本洋一 上席研究員は、「渋滞は環境に悪影響を及ぼすだけでなく、11兆円もの経済損失にもつながる」と指摘。杉本氏はこうした社会課題を解決するために、ホンダが取り組んでいる自動運転技術と、その先の未来を語った。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 JAWS-UG青森代表 立花拓也氏に聞く、地方でIoTとクラウドが受け入れられる理由 2016/02/29 青森県三沢市。1931年、太平洋無着陸横断飛行を達成したミス・ビードル号が飛び立った地であり、空のまちとしても有名だ。その空のまちから、雲(クラウド)の情報を発信し続けている人たちがいる。AWS(Amazon Web Services)のユーザーグループJAWS-UG青森支部だ。今回、JAWS-UG青森支部とJAZUG青森の合同勉強会に参加する機会を得て、JAWS-UG青森代表である、ヘプタゴンの代表取締役社長 立花 拓也氏にも話を聞いた。
記事 ビッグデータ テスラ、任天堂、富士通が見たIoTの未来 フロスト&サリバンが予測する2020年 2016/02/19 フロスト&サリバンが「2016年ICTトレンド予測」 を発表した。同社ICTリサーチ部門 ディレクター マーク・アインシュタイン氏によると、2015年にはIoT活用が進んだものの、2016年にはまた新たに市場規模の拡大や、産業構造の変化が訪れるという。任天堂、テスラモーターズ、富士通、旭酒造、米国ディズニーにおけるIoT事例を織り交ぜ、1月20日に発表された同氏の見解をまとめる。