記事 AI・人工知能・機械学習 AIの基礎を作った天才、「アラン・チューリング」と「ジョン・フォン・ノイマン」とは 2020/10/16 第1次人工知能(AI)ブームを巻き起こしたダートマス会議には、マービン・ミンスキーやジョン・マッカーシーらのAI研究を牽引する研究者が参加してしました。しかし、AIブームが始まる以前からAI研究に貢献していた偉人がいます。どんな情報科学の教科書にも必ず乗っている2人の人物。それは「アラン・チューリング」と「ジョン・フォン・ノイマン」です。
記事 クラウド 10分で理解する「AWS」まとめ、全体像や主なサービスがわかる入門書 2020/10/16 AWS(Amazon Web Services)について、あなたはどれくらい知っていますか?アマゾンのサービスということは知っていても、誰かにしっかり説明することはできるでしょうか?本記事では、AWS認定資格12種類すべてを取得し実務でも運用に取り組んでいるNRIネットコムの上野氏が、AWSに関する基本事項の整理に加えて、その特長や理解に役立つリンク、最低限押さえておきたい代表的なサービスについて解説します。
記事 IT投資・インフラ戦略 【事例】auカブコム証券に聞く、API連携と金融サービス高度化を実現したシステム全貌 2020/10/08 auカブコム証券は三菱UFJフィナンシャル・グループのネット証券会社として、約117万の口座と2兆2687億円の預り資産を誇る(2020年6月末現在)。大手ネット証券で唯一、システムのほぼすべてを自社開発する同社は、顧客の取引ニーズに応えるべくAPIによる協業を深め、セキュアな取引環境を実現している。そんな同社の新基盤を支えるシステムは、どのようなコンセプトのもと構築されたのだろうか。同社の成功事例を紹介する。
記事 AI・人工知能・機械学習 第1次人工知能(AI)ブームの終焉、なぜAIは「冬の時代」に突入したか 2020/10/06 1956年のダートマス会議によってはじまった第1次人工知能(AI)ブームは、1970年代には終わりを迎えます。人類の知能を再現するという理想と共に始まったAI研究の流行は、どうしてわずか十数年で終わってしまったのでしょうか。
記事 AI・人工知能・機械学習 「強いAI」「弱いAI」「汎用AI」「特化AI」とは?違いをスッキリ解説 2020/10/02 人工知能(AI)研究は簡単な道のりではありませんでした。当然、研究を進めていく間にさまざまな課題が浮上しました。たとえば、「“知能”と“人間の振る舞い”の間には、どのような関係があるのか」、「そもそもAIは人間と同等の知能を本当に得られるのか」など──。疑問が増えるにつれ、機械と知性の関係をハッキリさせる必要がでてきたのです。歴史の中で2つの関係が整理されていく過程を学べば、「強いAI」「弱いAI」「汎用AI」「特化AI」の違いについて、スッキリ理解できるかもしれません。
記事 AI・人工知能・機械学習 「組み合わせ爆発」と「フレーム問題」を解説、探索アルゴリズムとその限界とは? 2020/09/25 人工知能(AI)は研究当初からさまざまな知的タスクを解決することができました。たとえば、大人でも難しいようなパズルや数学的証明ができたのです。使われている「アルゴリズム」は現代でも使われるプログラムの基本中の基本と言われるようなものですが、それだけではまだまだ解決の難しい大きな壁があります。その課題を知ると、人間とAIの本質的な違いが見えてくるかもしれません。
記事 AI・人工知能・機械学習 『シン・ニホン』安宅和人氏が提言、沈みゆく日本がここから逆転するには 2020/09/10 米国・中国を筆頭に世界で過熱するAI開発競争の中、日本の存在感は薄れる一方だ。2019年には、ソフトバンクグループの孫正義代表は「日本はAI後進国」とも発言している。だが、コロナ禍という未曽有の状況において、改めて日本が世界で存在感を発揮するためにAIこそが必要だと、『シン・ニホン』を著した安宅 和人氏は語った。
記事 ビッグデータ この「広告」に潜む真実を見抜くことができるか? 統計学を学ぶことで見えてくるもの 2020/09/07 英国の首相ベンジャミン・ディズレーリの有名な言葉に、「嘘には3種類ある。嘘、大嘘、そして統計」があります。数字は客観的かつ誰の目から見ても明らかな考察を得ることができるものではありますが、真実を見抜く目がなくては実は騙されてしまうことにもなりかねません。ここでは身近な「広告」を題材に、統計学を学ぶことで得られるものについて、『文系のための統計学の教室』を上梓したサイエンスライター 涌井 良幸氏、涌井 貞美氏が解説してくれました。
記事 AI・人工知能・機械学習 チューリングテストとは何か?人工知能(AI)の賢さを見極める方法をわかりやすく解説 2020/09/04 人工知能(AI)研究が目指すゴールは「人間の知能を再現すること」ですが、そもそも何をもって「コンピューターが人間と同じような知能を備えたかどうか」を判断すれば良いのでしょうか。これは、AI研究がスタートした当初からの大きな課題でした。さまざまな議論が行われてきた中で、コンピューターの知能について検討する方法の1つとして提唱されたのが、「チューリングテスト」です。
記事 AI・人工知能・機械学習 エクサウィザーズ石山洸氏「6Tで“日本版オードリー・タン”を輩出せよ」 2020/08/26 この先も目先の対応に追われる企業にとどまるのか。描いた未来像に向かって全速前進する企業に生まれ変わるか。それは「AIの民主化」の実現にかかっている──。「AI Experience Virtual Conference」(主催:DataRobot)に登壇したエクサウィザーズ 代表取締役社長 石山洸氏は、“6つのT”をマネジメントして“日本版オードリー・タン”を輩出できる環境を醸成しよう、と訴えた。
記事 AI・人工知能・機械学習 記号主義とコネクショニズムとは?人工知能(AI)研究の2大潮流をマルっと解説 2020/08/25 人間の知能を再現するためにスタートした人工知能(AI)研究ですが、人間の知能を再現するためのアプローチは大きく2つに分かれます。それが「形式主義(記号主義)」と「コネクショニズム」です。現代のAIのほとんどは、この2つのアプローチの組み合わせによって運用されているのですが、多くの人が抱くAIのイメージは、「形式主義」か「コネクショニズム」のどちらかに偏ってしまっています。2つの違いを理解できれば、AIの理解も深まるかもしれません。
記事 ビッグデータ パランティア(Palantir)とは?ピーター・ティール設立企業に富士通らも出資のワケ 2020/08/24 企業価値200億ドル(約2.1兆円)とも言われるデータ分析企業「パランティア・テクノロジーズ(Palantir Technologies)」。同社はペイパル創業者のピーター・ティールが設立したことでも知られている。一方で、米軍、国防総省、FBI、CIAといった機関を顧客に抱え、機密案件を扱ってきたため、公開されている情報はそれほど多くない。ここでは、SOMPOホールディングスや富士通も出資する、そのパランティアをひも解いていこう。
記事 クラウド IT運用管理のニューノーマル、2020年代「クラウドを使いこなす」3つの条件 2020/08/11 企業システムのクラウドシフトが進む中、IT部門の役割が大きく変化している。従来とコンセプトの違う製品やサービスも台頭してきており、最適な技術活用がビジネスの主要成功要因となりつつある。ITコンサルティングと調査を手掛け、IT運用管理に精通するアイ・ティ・アール(以下ITR)取締役を務める金谷 敏尊氏が、IT運用管理市場の最新動向とクラウド時代のIT運用管理のあるべき姿について解説する。
記事 IT市場調査 どうすればニトリのように荒波を乗り切れる?ガートナーが勧める新IT戦略 2020/08/07 新型コロナの世界的な感染爆発が、あらゆる企業に自社の在り方の再定義を迫っている。新しい時代の中で生き残り、勝者となっていくためには、どう戦略を見直せばよいのか。具体的な中身は業種や業界、ロケーション、ビジネスのやり方などによってさまざまだが、何に注力し、どう新たな戦略を立てていくのかには実のところ共通項も多い。ガートナー リサーチ アドバイザリ部門 バイスプレジデント,アナリストの藤原恒夫氏が、ニューノーマル時代への対応に向けたヒントを紹介する。
記事 AI・人工知能・機械学習 ニューノーマル時代のサービス業3大トレンドとは?「消費者行動」の変化を解説 2020/07/27 新型コロナウイルス感染症の拡大が、商品やサービスに対する消費者の購入意欲や購買方法に大きな影響を与えている。そんな消費者の行動変容を調査・分析した野村総合研究所(NRI)でICTメディア・サービス産業コンサルティング部長を務める三宅 洋一郎氏によると、今後は、デジタル技術を駆使したオンラインサービスなど、非接触時代のビジネスモデルを構築する動きが活発化するとみられる。NRIが2020年4月に実施した「新型コロナウイルス感染拡大による生活の変化に関するアンケート」の調査結果から新型コロナ禍のサービス業のトレンドを探る。
記事 IT市場調査 国内ITサービス市場の売り上げランキング 3位NTTデータ、2位日立、トップは? 2020/07/20 調査会社のIDC Japanは、国内ITサービス市場における主要ベンダーの売り上げランキングを発表しました。
記事 AI・人工知能・機械学習 AI研究の原点、「ダートマス会議」を解説 2020/07/08 今では当たり前のように使われるようになった「人工知能(AI:Artificial Intelligence)」という言葉は、1956年の「ダートマス会議」で初めて使われました。当時はスマートフォンもパソコンもありません。そんな時代に「人間の知能を作る」という発想が生まれ、そこから第1次人工知能ブームが始まったのです。いったい、何が人々を突き動かしたのでしょうか。
記事 クラウド SaaSベンダーとの契約交渉10のポイント、どうすれば調達コストを最適化できる? 2020/07/02 新型コロナウイルスによる影響で、IT部門へのコスト削減圧力が急速に高まっている。その対応での柱の1つが、新規調達をできる限り安く抑えることだ。ただし、“売り手”と“買い手”との価格交渉は、そう簡単に済むものではない。そうした中で、特に昨今導入が増えてきているSaaSベンダーとの交渉はどう進めればよいのか。ガートナー リサーチ&アドバイザリ部門 シニア ディレクター,アナリストの土屋隆一氏が、ガートナーがまとめたITベンダーとの価格交渉フレームワークを基に解説する。
記事 AI・人工知能・機械学習 医療用AI開発は中国が圧倒的に有利なワケ 日本は「あっという間に」置いていかれる 2020/06/26 中国は今、あらゆる産業分野でのAI活用に力を入れています。ボストンコンサルティンググループ(BCG)の「企業の人工知能(AI)の導入状況に関する各国調査」において、中国はアクティブプレーヤーの割合が世界トップレベルであることが示されました。それに対し、日本は全体的に低調で、特に医療(ヘルスケア)においては大きく水をあけられています。医療へのAI導入に関しては他国も進んでいるとは言えず、中国が突出しているのは明らかです。これには、いくつかの中国特有の事情があります。
記事 AI・人工知能・機械学習 医療AI開発の「3つのボトルネック」、なぜニーズはあるのに開発が進まないのか 2020/06/19 ディープラーニングを始めとする人工知能(AI)技術の進化に伴い、医療分野でもAI開発が始まりました。医師が見抜けなかった疾患をIBMのWatsonが見つけたり、早期発見が重要となる眼疾患の発見にグーグルのAIが貢献したり、成果も上がるようになっています。日本でも内視鏡画像の診断AI開発が進んでおり、医療AI開発は世界的なトレンドになっています。こうした医療AIは人手不足が深刻化する日本医療を救う切り札となることを期待されていますが、実は日本の医療用AI開発には大きなボトルネックが存在しています。
記事 ビッグデータ データの「見せ方」の極意、ヒトの視覚を“ハック”すると何がどう伝わるのか 2020/06/19 データの中に潜む傾向をあぶり出す、「データ視覚化」を行うには、データ以前に人間の認知システムの特性をよく理解している必要があります──そう指摘するのは、アクセンチュアや楽天、KPMGを経て、現在はPATH代表取締役、日本Tableauユーザー会会長をつとめる永田ゆかり氏だ。本稿では「データ視覚化」、つまり人間の視覚-認知脳神経系にフィットするようにデータの表現形式をハックすることで、人間の情報を読み取る能力をブーストする技術体系について、『データ視覚化のデザイン』を上梓した永田氏に解説してもらう。
記事 AI・人工知能・機械学習 AIがAIでなくなる?「AI効果」とはいったい何か 2020/05/30 「『人工知能(AI)』って何ですか?」と聞かれて、すんなり答えられる人はどれくらいいるでしょうか。実は、この問いは学者ですら答えがそろわない難問なのです。本連載はそのAIを基礎(キソ)からひも解いていきます。今回は、AIがAIとみなされなくなる、言葉だけ見ると不可思議な「AI効果」について紹介していきましょう。
記事 AI・人工知能・機械学習 企業がAI(人工知能)を導入する際の戦略と体制構築方法、ガートナーが解説 2020/05/27 企業が人工知能(AI)を採用するようになっているが、その多くは未導入か採用の初期段階にある。すなわち、AIをビジネスで活用するための体制と戦略を固めきれずにいる状況だ。そもそも経営者やビジネスパーソンがAIに期待することとは何か。自社でどのようにAIを導入していくべきなのか。ガートナーのディスティングイッシュト バイス プレジデント, アナリスト、ウィット・アンドリュース氏が同社独自の調査結果や生命保険会社の事例などをもとに解説する。
記事 ブロックチェーン・Web3 コロナ禍で加速する「組織と価値観の解体」、なぜブロックチェーンが鍵を握るのか 2020/05/25 ビットコインに代表される仮想通貨を実現する技術。それが「ブロックチェーン」に対する一般消費者の認識だろう。しかし、『After GAFA 分散化する世界の未来地図(KADOKAWA刊)』を上梓した小林 弘人 氏は、GAFAのような中央集権的な価値観とは異なるモデルを実現する中核技術が「ブロックチェーン」だと指摘する。ブロックチェーンを巡る最新動向とその可能性、そして、小林氏が「ビッグ・アンバンドル(大いなる解体)」と呼ぶ社会の変化を聞いた。
記事 AI・人工知能・機械学習 「コロナ後」に必須、少ないリソースでDXを進めるのに必要な体制とは 2020/05/18 新型コロナウイルスの感染拡大が中堅中小企業に業務プロセス、さらにはビジネスモデルそのものの見直しを迫ってきている。“コロナ後”の新しい世界に備えた事業構造の改革に1日も早く取り組むべきだろう。その1つが在宅勤務などによる働き方改革である。既存組織や既得権益者などと戦うこともあるだろう。デルテクノロジーズの日本法人がこのほど発表した「中堅企業のIT投資動向調査2020」から、中堅・中小企業のそんな取り組みが垣間見えてくる。
記事 AI・人工知能・機械学習 新型コロナに挑む人工知能(AI)の戦い、診断支援から創薬、フェイクニュース監視まで 2020/04/17 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)がパンデミックとして認められ、世界中がその対策に追われている。人では手に負えない作業も、膨大なデータから知見を取り出せる人工知能(AI)であれば短期間で成果が期待できるため、COVID-19対策へのAIの応用が急ピッチで進んでいる。胸部CTの画像を解析する診断支援や、ウイルスの働きを分析した新薬開発、感染クラスターの特定、さらには、フェイクニュースの監視など、AIにかかる期待は大きい。信頼できるデータを収集し、AIの分析精度を検証する必要があるので、たちどころに全てを解決してくれるわけではない。しかし、大きく進化してきたAIの価値を証明する時が訪れたとも言えるだろう。
記事 AI・人工知能・機械学習 1週間の勉強で生涯年収1億アップ? AIで仕事がどう変わるのか、教授に聞いてみた 2020/04/14 AI(人工知能)について、あなたはどんなイメージを持っていますか?「AIに自分の仕事が取って代わられる」「高度に発達したAIがいつか反乱する」という不安。あるいは逆に「AIに仕事を任せられるから楽になる」という期待を持っているかもしれません。AIの権威である高木 友博教授にそんな不安や期待をぶつけると、AIが得意とする仕事や自分の業務に生かす方法を、先生はざっくばらんに教えてくれました。「AIを1週間勉強すれば生涯年収は1億円増える」という衝撃の発言も……。
記事 AI・人工知能・機械学習 よくわかるAI超入門~先生、難しい説明や専門用語なしでAIのことを教えてください~ 2020/04/13 人工知能(AI)がブームになっています。その仕組みはよくわからなくとも、製品にAIを使っているだけで「なんだかすごそう」と思われる方もいるでしょう。しかし、明治大学理工学部でAI研究室を持ち、企業でのAIコンサルも行っている高木友博教授は「AIができることは非常に限られている」と断言します。AIの仕組みや可能性について、専門的な言葉を一切使わずに教えてもらいました。
記事 AI・人工知能・機械学習 「AI白書2020」を解説、IPAが示す日本の人工知能導入率が低いワケ 2020/03/30 情報処理推進機構(IPA)は2020年2月、「AI白書2020」を公表した。同白書はAIの技術や利用動向、制度政策などの最新動向を網羅的に解説したもので、2017年、2019年に次いで3回目の制作となる。同白書によると、ユーザー企業525社を対象にしたAI利用実態調査では、AIを実導入している企業はわずか4.2%にとどまっているという。同白書で明らかになった日本企業のAI導入の実態を踏まえて、なぜ遅れてしまっているのかを考察する。
記事 クラウド 【新型コロナ】マイクロソフト、急増するクラウド需要に対し「万が一の優先順位」公開 2020/03/27 グローバルにデータセンターを展開するクラウドは、災害に強いサービスであると考えられています。地震や台風のような特定の地域を襲う災害に対して、災害の影響を受けていない地域のデータセンターのキャパシティを利用することで、可用性を確保することが容易であるためです。