記事 新規事業開発 大ヒット「檸檬堂」はどうやって生まれた?開発陣が居酒屋巡りで見つけた勝ち筋 大ヒット「檸檬堂」はどうやって生まれた?開発陣が居酒屋巡りで見つけた勝ち筋 2021/10/29 「アイデアは出尽くした……。これ以上、差別化なんてできるのか??」競争の激しい環境で、次の施策を考えあぐねているなら、ぜひ「檸檬堂(れもんどう)」のヒットのストーリーを参考にしていただきたい。キリン、サントリー、宝酒造といった強大なライバルたちが居並ぶ激戦市場に、日本コカ・コーラが初めて投入した缶チューハイ。同社初のアルコール飲料でもある。価格に頼らず、奇をてらうでもなく、王道を突き詰めることで、今までにないポジションを獲得。今や市場をリードする存在となっている。日本コカ・コーラ 「檸檬堂」ブランドマネジャー名郷根宗氏に取材し、ヒットまでのストーリーを聞いた。
記事 災害対策(DR)・事業継続(BCP) Facebookが全面ダウン、復旧のため「直接データセンターに乗り込んで」対応していた Facebookが全面ダウン、復旧のため「直接データセンターに乗り込んで」対応していた 2021/10/28 FacebookおよびInstagramなどが日本時間の10月5日午前0時40分頃から午前8時頃まで全面的にダウンした件について、Facebookはその経過や原因についての詳細を「More details about the October 4 outage」として同社のブログで公開しました。
記事 営業戦略 一橋大 名和教授が語る「勝ち続けるための条件」、企業が実践すべき新SDGs+Pとは? 一橋大 名和教授が語る「勝ち続けるための条件」、企業が実践すべき新SDGs+Pとは? 2021/10/25 2015年、国連サミットで持続可能な世界を実現するための国際社会共通の目標「SDGs(Sustainable Development Goals)」が採択されて以降、各国企業のSDGsの取り組みは加速した。しかし、「SDGsの目標に沿った経営をするだけでは勝ち続けることは難しい」と指摘するのは、一橋ビジネススクール 国際企業戦略専攻 客員教授で、ファーストリテイリングや味の素などの社外取締役も務める名和高司氏だ。同氏に、勝ち続けることができる企業になるためのポイントを解説してもらった。
記事 業務効率化 ほとんど頓挫する「業務プロセスの改善」……失敗する原因はどこにあるのか? ほとんど頓挫する「業務プロセスの改善」……失敗する原因はどこにあるのか? 2021/10/22 多くの企業がつまずく業務プロセスの改善。取り組んではみたものの現状の業務の可視化にてこずったり、実施後あまり効果を感じられなかったりと、散々な結果に終わった企業は少なくないはずだ。ここでは、業務プロセスの改善に失敗する企業の共通点と、改善策を解説する。
記事 業務効率化 電子契約を実現するには? 取引先を巻き込む「脱ハンコ」に必要な3つの革新 電子契約を実現するには? 取引先を巻き込む「脱ハンコ」に必要な3つの革新 2021/10/21 2020年、コロナ禍によって日本の“脱ハンコ”の流れは一気に加速した。とはいえ、100年以上続く商習慣は組織や人のマインドに深く根付いており、社内決裁プロセスにとどまっている企業も多い。本当の意味で電子契約が浸透・定着するには、考える以上に多くの壁を乗り越える必要がある。しかし、とりわけ書類・押印の多いリーガル領域で、これを成し遂げようとする事例がある。どんな工夫があるのか。
記事 環境対応・省エネ・GX グーグルが「脱炭素」加速のワケ、検索やYouTubeで「気候変動ウソ」動画を無効化など グーグルが「脱炭素」加速のワケ、検索やYouTubeで「気候変動ウソ」動画を無効化など 2021/10/21 巷でよく耳にする「気候変動はウソ」という主張。この主張を拡散したソーシャルメディアの1つとしてYouTubeは非難されてきたが、このほどYouTubeのポリシー変更に伴い、気候変動否定論を展開する動画の収益が無効化されることになった。YouTubeを運営するグーグルによる環境への取り組みが加速しているためだ。このほか、グーグルは「グーグル検索」や「グーグルマップ」でもサステイナブル情報を付加する方針。グーグルによるサステイナブルへの取り組みの最新動向をお伝えしたい。
記事 経営戦略 なぜ負け続ける? 「デジタル敗戦」で露呈した日本型コミュニケーションの弱点とは 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第139回) なぜ負け続ける? 「デジタル敗戦」で露呈した日本型コミュニケーションの弱点とは 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第139回) 2021/10/20 1 ビジネス環境が大きく転換する時期には、それまで有利だった条件が不利な条件へと逆転することも多い。さまざまな危機を乗り越える中でかつて称賛されてきた「日本型コミュニケーション」もその1つのようだ。冷戦終結と同時に押し寄せたデジタル化と軌を一(きをいつ)にして日本経済は停滞局面に陥った。その後、長期にわたってこの陥穽(かんせい)から抜け出せないのはなぜか。今回は「企業内の仕組み」に焦点を当てコミュニケーションの特徴からその原因を考えてみよう。
記事 営業戦略 Googleマイビジネスとは?基礎からわかる使い方とその効果、導入事例 Googleマイビジネスとは?基礎からわかる使い方とその効果、導入事例 2021/10/14 1 Googleマイビジネス(Googleビジネスプロフィール)とは、グーグルが無料で提供している検索やGoogleマップ上に店舗・企業情報を掲載できるサービスだ。世界中のユーザーがグーグルで情報を検索し、インターネットユーザーの約8割がGoogleマップを利用していることを考えれば、ビジネスにおけるその重要性はおのずと明らかだろう。本記事では、Googleマイビジネスのメリット、具体的な始め方、機能、導入事例まで合わせてわかりやすく紹介したい。
記事 業務効率化 業務効率化を阻む強敵…「属人性」と「個別最適」をバックオフィスから無くすには 業務効率化を阻む強敵…「属人性」と「個別最適」をバックオフィスから無くすには 2021/10/14 今回のコロナ禍では、経理、総務、人事などのバックオフィス業務の担当者から「テレワークできない」という声が多数上がった。結果、脱ハンコやペーパーレスの動きにつながったが、実はより根本的な問題は残ったままだ。それがバックオフィス業務そのものの改革である。バックオフィス業務全体を効率化し、データ活用、さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)にまでつなげていくためには何が必要なのだろうか。
記事 営業戦略 顧客からの「問い合わせ対応」、1件あたり5分削減できたワケ 顧客からの「問い合わせ対応」、1件あたり5分削減できたワケ 2021/10/12 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、顧客と企業の接点は徐々にオンライン上へと移行している。それに伴い、顧客窓口となる「コンタクトセンター」への問い合わせが急増している。現場の業務負担は増え続ける一方、顧客接点がオンライン上に集約されていく状況において、コンタクトセンターの対応の在り方は、企業評価を左右するほど重要になってきている。こうした中、コンタクトセンターで働く従業員の負荷を減らしつつ、顧客の期待に応えられるコンタクトセンターを実現する方法を解説する。
記事 経営戦略 NFTの次は? bitFlyer加納氏が見据える10年後、ブロックチェーンは世界をどう変えるか NFTの次は? bitFlyer加納氏が見据える10年後、ブロックチェーンは世界をどう変えるか 2021/10/11 金融分野を中心に活用が進むブロックチェーン技術は、あらゆる分野への活用が期待されており、金融やモノの価値、ビジネスモデルのあり方が変わろうとしている。日本ブロックチェーン協会の代表理事であり、暗号資産交換会社のbitFlyer共同創業者の加納 裕三氏に、ブロックチェーン技術の未来と国家戦略について語ってもらった。
記事 営業戦略 「製造業あるある」あの“すれ違い”がサプライチェーンを弱くする。強化のカギは? 「製造業あるある」あの“すれ違い”がサプライチェーンを弱くする。強化のカギは? 2021/10/06 新型コロナウイルスの出現により、企業のサプライチェーンが分断され、製造業は混乱に陥った。パンデミックを経験した今、メーカーは非常事態でも操業できる強靭な体制づくりの必要性を痛感しているだろう。予測不可能な時代に最適なサプライチェーンマネジメントとは、どのようなものであろうか?
記事 新規事業開発 「から揚げの天才」ヒットの理由は?運営がいま明かす全ノウハウ 「から揚げの天才」ヒットの理由は?運営がいま明かす全ノウハウ 2021/10/05 「奥さん、揚げたてから揚げ、1個99円ですよ」。TVプロデューサー、タレントのテリー伊藤の特大フィギュアが、店先で呼びかける。街で多く見かけるようになった、から揚げ専門店の中でも、特にここ1年店舗数を増やしている「から揚げの天才」。「和民」など数々の飲食店を手がけてきたワタミの運営するフランチャイズチェーンだ。ワタミ執行役員でから揚げの天才 営業本部長の分部 雅氏に取材し、華やかなプロモーションの裏に隠れた、ヒットのストーリーを紐解いていく。
記事 環境対応・省エネ・GX 「欧州グリーンディール」とは?1兆ユーロの投資を見込むカーボンニュートラル戦略 「欧州グリーンディール」とは?1兆ユーロの投資を見込むカーボンニュートラル戦略 2021/10/05 地球規模で環境問題が深刻化する中、2019年12月に欧州委員会は、気候変動対策と経済成長の両立を目指した包括的な欧州連合(EU)の新経済成長戦略である「欧州グリーンディール」(A European Green Deal)を打ち出しました。今や、カーボンニュートラルは各国が国レベルで取り組みを始めており、企業はその動きを把握し乗り遅れないようにすることが大事になってきています。こういった動きを踏まえつつ、今回はこの欧州グリーンディールを取り上げます。
記事 営業戦略 日本ロレアルが語る、店頭でもオンラインでも顧客と向き合うためのDX&意識改革 日本ロレアルが語る、店頭でもオンラインでも顧客と向き合うためのDX&意識改革 2021/10/04 外出が制限されるコロナ禍で打撃を受けた化粧品業界。その中で新たな施策を次々と打ち、業績低迷を防いだのが日本ロレアルだ。同社はパンデミック以前からCX(顧客体験)に力を入れ、それに紐づくような形でDX(デジタル変革)も加速させてきた。ロレアル リュクス事業本部のキーパーソンに、CRMの活用やライブコマース施策など、直近1年でどのような工夫を行ってきたのか話を聞いた。
記事 経営戦略 孫正義が莫大な資金をつぎ込む、スマボ企業18社とは?「日本復活の鍵」と断言するワケ 孫正義が莫大な資金をつぎ込む、スマボ企業18社とは?「日本復活の鍵」と断言するワケ 2021/09/30 1 ソフトバンクグループの代表取締役会長兼社長 孫正義氏はかねてより「人とロボットがともに働く時代が来る」と語っていた。今、同氏の中でその思いは「スマボ(スマートロボット)」へと進化している。スマボとは、AIが搭載され、自ら学習して臨機応変に新しい状況に対処できるロボットのこと。SoftBank World 2021基調講演で登壇した孫氏は、これをあらゆる産業に展開することこそが日本経済の復活の鍵だと断言し、世界のスマボ企業への支援を加速するとした。
記事 業務効率化 マーケティングオートメーション国内調査、導入率トップ10は?都道府県別ランキングも マーケティングオートメーション国内調査、導入率トップ10は?都道府県別ランキングも 2021/09/28 見込み客の獲得や育成、絞り込みなどを自動化し、マーケティング活動の効率化に貢献する「マーケティングオートメーション(MA)」。国内外問わず、さまざまなベンダーからサービスが提供されていますが、日本国内での利用実態はどうなのでしょうか。国内上場企業などのWebサイトで生じている外部ドメインへの通信を調査分類し、その利用実態を公表してきたDataSignが、今回新たに国内200万社以上を対象に調査し、主要マーケティングオートメーションサービス全体の概況から都道府県単位での導入状況について中立的な立場からまとめました。
記事 経営戦略 フリマで「ヤフオク」が「メルカリ」に勝てない理由、戦略の決定的な違いとは? フリマで「ヤフオク」が「メルカリ」に勝てない理由、戦略の決定的な違いとは? 2021/09/27 3 競合企業の持つ「強み」を「弱み」を変える。そんな夢のような戦略があったら良いと思いませんか。実は、成功したベンチャー企業のほとんどは、リーダー企業の「強み」を狙い撃ちし、リーダー企業が真似したくても真似できないという板挟み(=ジレンマ)に追い込んでいるのです。本連載ではこのような戦略を「ジレンマ戦略」と呼びます。第4回は、皆さんおなじみのメルカリを取り上げます。なぜメルカリは、個人間オークションでは圧倒的な強さを誇るヤフオクを凌ぐことができたのか。今回はメルカリの「ジレンマ戦略」をご紹介したいと思います。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 出前館がたどり着いた、飲食店がフードデリバリーで成功するための3カ条 出前館がたどり着いた、飲食店がフードデリバリーで成功するための3カ条 2021/09/24 コロナ禍で多くの飲食店が苦境に立たされている。しかし、従業員を守るためには現状を耐え忍ぶだけでなく、何か新たな施策を打つ必要もあるだろう。先ごろ開催された「飲食店経営強化EXPO2021」では、出前館の泉 憲悟氏が登壇し、同社が20年超の歴史で培ってきたデリバリーで成功するためのノウハウを紹介した。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 「ケニアのGDPの半分がモバイル決済」のワケ、アフリカで勃興する新たな経済圏 「ケニアのGDPの半分がモバイル決済」のワケ、アフリカで勃興する新たな経済圏 2021/09/23 東南アジアなど新興国に越境してビジネスを始める日本人は年々増えているが、中にはアフリカを拠点とする起業家もいる。政情が安定せず、難度の高そうな印象も受ける大陸だが、なぜアフリカを選ぶのか。実際にアフリカで事業を展開する日本人経営者の話からアフリカビジネスの実情に迫る。アジア・アフリカ・インベストメント&コンサルティング社(AAIC)代表取締役 椿進氏をモデレーターに、日本植物燃料 代表取締役社長 合田真氏とナイジェリア イガンムFCオーナー加藤明拓氏が語った。
記事 経営戦略 DXの正体はかつての〇〇、なぜ「日本型システム」は相性が悪いのか? 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第138回) DXの正体はかつての〇〇、なぜ「日本型システム」は相性が悪いのか? 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第138回) 2021/09/22 企業は資本と労働の結節点だ。技術革新はその仕組みに変革を突き付け、かつては有利に働いた仕組みを不利なものへと転化させる。数々の危機を乗り越えて称賛されてきた日本型システムもその1つのようだ。ITイノベーションが次々と押し寄せる中で、日本経済はなぜ周回遅れの停滞に陥ったのか。今回は「場」としての労働市場に市場原理ではなく組織原理が強く機能する日本型システムの弱点を考えてみよう。
記事 経営戦略 システム史観で見えてくる未来、「ホモ・システーマ」の時代をどう生き抜くべきか システム史観で見えてくる未来、「ホモ・システーマ」の時代をどう生き抜くべきか 2021/09/21 現代人は誰しもシステムに囲まれ、システムを通じて他者と結びついている状況だ。しかし、システムを作るためにはシステムに立ち向かう必要がある。こういう我々の存在は「システム人」、「ホモ・システーマ」と表現するのが、東京大学名誉教授、大阪大学名誉教授で、一般社団法人システムイノベーションセンター(SIC)副センター長の木村英紀氏だ。ここでは、2021年IEEE(米国電気電子学会)の各分野の最高賞であるIEEE Control Systems Awardをアジアで初めて受賞したのを記念したSIC主催での講演のレポートの後編をお届けする。
記事 営業戦略 「ブルーポンド戦略」とは?“コピー大国”中国企業が実践する市場の作り方 「ブルーポンド戦略」とは?“コピー大国”中国企業が実践する市場の作り方 2021/09/17 新規事業において、ライバルのいない市場を狙う「ブルーオーシャン戦略」を実践することは非常に難しい。そもそも大きな市場を見つけることができず、仮にめぐりあえてもすぐにライバルに模倣され、レッドオーシャンに変えられてしまうためだ。しかし中国ベンチャーの戦略に詳しい高千穂大学 永井竜之介准教授によれば、「『ブルーオーシャンなど存在しなかった』のではなく、『ブルーオーシャンをつくる手順が間違っていた』」という。中国ベンチャーが圧倒的なスピードで実践する「ブルーポンド」戦略とは何か、同氏の著書『リープ・マーケティング 中国ベンチャーに学ぶ新時代の「広め方」』より紹介する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 店舗向け「無料でもできる」14のオンライン集客策、GoogleマイビジネスやLINE活用など 店舗向け「無料でもできる」14のオンライン集客策、GoogleマイビジネスやLINE活用など 2021/09/16 今もなお収束の目途が立たない新型コロナウイルスの影響で、人々に愛され、地域に育まれてきた飲食店・小売店が窮地に立たされている。生き残るためには、社会や消費者行動の変化に対応しなければならない。そのために今できることとして挙げられるのがオンラインへの対策だろう。店舗を持つ事業者が、予算も人も限られた厳しい環境下でも取り組める、具体的な14の対策と合わせて紹介する。
記事 経営戦略 ビジネスモデルは「システム」に帰結する。複雑な社会、不確実な今をどう解決できるか ビジネスモデルは「システム」に帰結する。複雑な社会、不確実な今をどう解決できるか 2021/09/15 「昨今、『ビジネスモデル』という言葉がよく使われるようになったが、色々なものが連携しあう今の社会には『システム性』があり、一歩踏み込むとすぐにシステムの問題になる」と指摘するのは、東京大学名誉教授、大阪大学名誉教授で、システムイノベーションセンター(SIC)副センター長の木村英紀氏だ。実際、私たちの身の回りにある家電を含めたさまざまな工業製品やそれを支えるネットワークなどはすべて「システム」に帰結する。木村英紀氏が、2021年IEEE(米国電気電子学会)の各分野の最高賞であるTechnical Field Awardsの制御部門賞IEEE Control Systems Awardをアジアで初めて受賞したのを記念した講演に登壇し、システムはいかにあるべきか、社会との関わりの中からシステムを捉え直す提言を行った。
記事 新規事業開発 新規事業開発が「絵空事」で終わるワケ、マーケットリサーチをDXせよ 新規事業開発が「絵空事」で終わるワケ、マーケットリサーチをDXせよ 2021/09/15 産業構造が大きく変化する今、多くの企業がグローバルな新規事業の開発に活路を見いだそうとしている。しかし、ビジネス環境は複雑化しており、従来の方法でバリューチェーンを含む市場全体を正確に把握して、市場の成長性を見極めることは不可能に近い。デジタル技術を活用した新たな市場調査手法、いわばマーケットリサーチのDX(デジタルトランスフォーメーション)が必要になっている。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 グローバルロジックとはいかなる企業か?なぜ日立製作所は1兆円もかけて買収したのか グローバルロジックとはいかなる企業か?なぜ日立製作所は1兆円もかけて買収したのか 2021/09/15 日立製作所が総額95億ドル(約1兆円)をかけて買収すると発表し、にわかに注目を集めた米国のデジタルサービス企業であるグローバルロジック(GlobalLogic)。同社は従業員2万人を抱える世界的なIT企業で、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進や、ソフトウェアの研究開発といった付加価値の高いソリューションに強みを持つ。なぜ日立はグローバルロジックを買収したのか、そもそもグローバルロジックとはどのような企業なのか。買収を続けることで巨大化してきたグローバルロジックの歴史とともにひも解いていきたい。
記事 経営戦略 なぜDXの担い手が次々に生まれるのか、執行役員が語るキリンHDの人材育成術とは なぜDXの担い手が次々に生まれるのか、執行役員が語るキリンHDの人材育成術とは 2021/09/14 DX推進組織として2020年4月にDX戦略推進室を設置したキリンホールディングス。目下、「キリングループ2019年-2021年中期経営計画」の最終年度として変革を進めている。同社では、DX実現のための投資はどのように評価、優先順位を設定しているのか。特にカギを握る人材面の戦略について、キリンホールディングス 執行役員 経営企画部 DX戦略推進室 室長の秋枝 眞二郎氏に聞いた。
記事 経営戦略 キリンHD 秋枝 眞二郎氏に聞くDX、「物流危機」を乗り越え新規事業を創出できたワケ キリンHD 秋枝 眞二郎氏に聞くDX、「物流危機」を乗り越え新規事業を創出できたワケ 2021/09/09 食品大手のキリンホールディングスは、2020年4月に経営企画部内にDX戦略推進室を設置した。グループ全体でビジネスプロセスの変革や効率化を進めるためのDX推進チームとして設置された同組織は、コロナ禍を経てどのような変化があったのか。キリンホールディングス 執行役員 経営企画部 DX戦略推進室 室長の秋枝 眞二郎氏に、キリングループの「DXの現在地」を聞いた。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 買い物客が得する「コスパが良いお店」…それなのに儲かるカラクリとは? 買い物客が得する「コスパが良いお店」…それなのに儲かるカラクリとは? 2021/09/08 よく耳にする「コスパが良い」という言葉だが、具体的に「コスパが良い」とはどのような状態のことを指すのだろうか。単に「安い」こととは、何が違うのだろうか。また、買い物客に「コスパが良い」と感じてもらうことは、どれほど店舗の売上アップにつながるのだろうか。今回は、買い物客にとってはどちらもお得な「コスパが良い」と「安い」の違いを整理しつつ、店舗が「コスパ」や「安い」を追求することで得られる効果を解説したい。