記事 デザイン経営・ブランド・PR 【IT×ブランド戦略(7)】ブランドをめぐる「美味しんぼ的葛藤」とは? 【IT×ブランド戦略(7)】ブランドをめぐる「美味しんぼ的葛藤」とは? 2013/01/30 本連載の第1回と第2回では、「ブランド」という概念が商品・サービスにかぎらず様々な現象に適用できることを指摘した。次に第3回以降、その概念の特質を浮き彫りにするため、商品の販売/購入にフォーカスしてブランドの果たす機能についての解説をしてきた。そしていよいよ、この第7回以降、様々なブランドに関するケーススタディを通してブランド作りのヒントを見出していくことにしたい。
記事 製造業界 トヨタ自動車、世界販売台数首位に リーマン超え トヨタ自動車、世界販売台数首位に リーマン超え 2013/01/29 トヨタ自動車は、ダイハツ工業や日野自動車などグループ会社を含めた世界販売台数が、2012年比で23%増の975万台になったと発表した。昨年、自動車販売台数で首位だった米ゼネラル・モーターズ(GM)の世界販売台数を上回り、2年ぶりに世界首位に返り咲いた。
記事 新製品開発 墨田区の「スミファ」に見る中小製造業の新たな挑戦 墨田区の「スミファ」に見る中小製造業の新たな挑戦 2013/01/28 中小製造業でメーカーから製造委託を獲得するという従来の商流とは異なる動きが出てきている。「FabLab」「パーソナルファブリケーション」と呼ばれるもので、日本に限らず海外でも注目を集めている。また、新しいもの作りの動きに呼応するかのように、資金調達手段としての「クラウドファンディング」にも注目が集まっている。今回は墨田区の工場見学を中心としたイベント「スミファ」への取材を通じ、中小製造業が持つ新たな可能性とそこでITが果たすべき役割を考えていくことにする。
記事 製造業界 日本オラクル、製造業向け「Oracle Digital Commerce」を提供開始 日本オラクル、製造業向け「Oracle Digital Commerce」を提供開始 2013/01/25 日本オラクルは、製造業向けに、オラクル製品を組み合わせた次世代サービス提供IT基盤「Oracle Digital Commerce」を提供開始した。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 KDDI・KCCS・インフォア、東南アジア展開の中堅製造業向けERP提供で協業 KDDI・KCCS・インフォア、東南アジア展開の中堅製造業向けERP提供で協業 2013/01/23 KDDIシンガポール(以下KDDI-S)、京セラコミュニケーションシステム(以下、KCCS)、インフォアジャパンの3社は23日、東南アジアで事業展開する製造業向けのERPソリューション分野で協業すると発表した。日本の中堅製造業の海外進出を支援する。
記事 製造業界 三菱重工業 元副社長 青木素直氏が語る、低収益性から脱するモノづくりイノベーション 三菱重工業 元副社長 青木素直氏が語る、低収益性から脱するモノづくりイノベーション 2013/01/15 日本の製造業は収益性が低いと言われている。三菱重工業の元副社長で、現在は三菱総合研究所の副理事長をつとめる青木素直氏によれば、その理由は大きく2つあるという。「1つは急速に進むグローバル化への対応が遅れていること。もう1つは本質的な弱点を克服してこなかったことだ」。青木氏は、“マスカスタマイゼーション・モジュラーデザイン(MCMD)”をはじめ、日本の製造業に新たに求められるモノづくりの考え方について説明した。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 三菱電機、トルコ共和国に現地法人を設立 三菱電機、トルコ共和国に現地法人を設立 2013/01/08 三菱電機は、トルコ共和国にMitsubishi Electric Turkey A.S.(三菱電機トルコ)を設立したと発表した。同社が同国に現地法人を設立するのは初めて。トルコおよび周辺地域における事業拡大に取り組んでいくという。
記事 製造業界 三井物産、自動車プレス部品で世界最大手Gestamp Automocionの事業会社に出資 三井物産、自動車プレス部品で世界最大手Gestamp Automocionの事業会社に出資 2013/01/08 三井物産は7日、世界最大手のスペイン自動車プレス部品メーカーであるGestamp Automocion(以下「GA社」)の米州事業会社群に最大30%出資参画し、米州における自動車向けプレス部品事業を展開すると発表した。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 【IT×ブランド戦略(6)】ブランドが生まれるまで 【IT×ブランド戦略(6)】ブランドが生まれるまで 2012/12/27 ブランド消費において、私達は、その商品やサービスの性能やコストパフォーマンスに効用を見出しているのではない。その商品・サービスを選択するための心理的、物理的、その他あらゆる障壁が取り除かれた結果、そのブランドを消費することそのものを効用として捉え始めるという、ある種の主客転倒がおきている。一体それは、いかなる心理状況なのか。その先に、「ブランドの作り方」は見出せるのだろうか。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 日立製作所、欧州鉄道事業を強化 英The Rail Engineeringを買収 日立製作所、欧州鉄道事業を強化 英The Rail Engineeringを買収 2012/12/21 日立製作所は21日、日立の欧州現地法人である日立ヨーロッパを通じ、英国の列車運行管理用シミュレーターや自動進路制御システム、鉄道関連制御システムの開発・販売会社であるThe Railway Engineering Company Limited(以下、TRE社)を買収すると発表した。日立は、英国および欧州における鉄道を含む社会インフラシステム事業の拡大を目指す。
記事 IoT・M2M・コネクティブ ニシム電子、富士通と連携しクラウドでM2M遠隔監視サービスを開始 ニシム電子、富士通と連携しクラウドでM2M遠隔監視サービスを開始 2012/12/21 ニシム電子工業は、クラウドを利用し、電源設備や太陽光発電設備、環境計測器など多種多様な産業設備の遠隔監視・保守支援を行う「FAデータストレージサービス」を開始すると発表した。
記事 製造業界 トヨタ自動車ら、テレビやスマホで消費電力を見える化する「H2V-α」を開発 トヨタ自動車ら、テレビやスマホで消費電力を見える化する「H2V-α」を開発 2012/12/21 トヨタ自動車とトヨタメディアサービスは20日、家庭の消費電力を見える化し、節電や遠隔地で一人暮らしをする親族などの見守りサービスに役立てられる「H2V-α(エイチツーブイ・アルファ)」を新たに共同開発し、12月20日よりトヨタメディアサービスを通じて発売すると発表した。
記事 品質管理 東芝ソリューション、製造業の市場品質情報を統合管理する「PQTMeister」を発売 東芝ソリューション、製造業の市場品質情報を統合管理する「PQTMeister」を発売 2012/12/20 東芝ソリューションは20日、製造業向けに市場品質管理ソリューション「PQTMeister(ピーキューティマイスター)」を販売すると発表した。グローバルで市場品質情報を統合管理し、素早い市場処置の対応による企業価値向上を実現する。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 富士通、複数国間で生産・販売・在庫を最適化する製造業のグローバル化支援製品を販売 富士通、複数国間で生産・販売・在庫を最適化する製造業のグローバル化支援製品を販売 2012/12/18 富士通は18日、海外の複数生産拠点を活用し世界市場動向に合わせて最適な生産・販売を行うグローバルオペレーションを支援する新ソリューション「GLOVIA ENTERPRISE GS(グロービア エンタープライズ ジーエス)」を開発し、同日より提供を開始する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ Internet of Things(IoT)の先進事例、将来は店舗消滅?自動車激変? Internet of Things(IoT)の先進事例、将来は店舗消滅?自動車激変? 2012/12/17 インターネットにつながるモノが指数関数的に増えている。こうした動きを捉えるキーワードとしてInternet of Things(IoT)がいま、注目を集めている。PCやスマートフォンだけでなく、日常品・家電・自動車・建物・食物などのさまざまなモノを、RFIDや組み込みセンサー、無線LANなどによってインターネットに接続し、識別したり、位置を特定したり、コントロールすることが可能になりつつある。こうしたテクノロジーの変化によって、業界の垣根を越えた新しいビジネスが生まれるとともに、業界によっては劇的な変化がもたらされつつあると野村総合研究所(NRI)の城田真琴氏は指摘する。
記事 環境対応・省エネ・GX 横浜市と日産自動車、企業間で電気自動車を共同利用する実証実験 横浜市と日産自動車、企業間で電気自動車を共同利用する実証実験 2012/12/10 日産自動車と横浜市は10日、「ヨコハマ モビリティプロジェクトZERO(YMPZ)」の一環として、EVシェアリング(共同利用)システムをベンチャー企業間で活用する実証実験を12月12日より開始すると発表した。企業内シェアリングを超えた、企業間でのEV実証実験は初の試みとなる。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 日立製作所、車載情報システム事業を再編 テレマティクスとIT連携強化 日立製作所、車載情報システム事業を再編 テレマティクスとIT連携強化 2012/12/07 日立製作所と日立オートモティブシステムズは6日、日立グループにおける車載情報事業の再編を目的に、日立オートモティブシステムズのCIS(Car Information Systems)事業部を、日立の情報通信事業部門である情報・通信システム社に移管すると発表した。
記事 その他情報系 NTTドコモとパイオニア、「しゃべってコンシェル」の技術を自動車に活用 NTTドコモとパイオニア、「しゃべってコンシェル」の技術を自動車に活用 2012/12/04 NTTドコモとパイオニアは4日、話しかけるだけで情報を調べられるドコモの音声エージェント機能「しゃべってコンシェル」の技術を応用した自動車向け音声意図解釈技術を共同で開発したと発表した。「ペットと入れるレストラン、ない?」などの自然な言葉での音声操作が可能になるという。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 【IT×ブランド戦略(5)】ブランドと効用 【IT×ブランド戦略(5)】ブランドと効用 2012/11/29 提供者と受け手の間に成立している共通の諒解としてのブランドイメージが「効用の先取り」を生んでおり、それが商品の販売/購入を促進させる触媒のように機能していることは、前回に指摘した。しかし現代の消費社会においてはその肝心の「効用」という概念そのものが多義的であり、このことが商品やサービスの設計を難しくしている。今回は、今日の消費社会における「効用」という概念の孕む難題について論じたい。
記事 設備投資 クボタ、中国江蘇省に立形ディーゼルエンジンの生産拠点を新設 クボタ、中国江蘇省に立形ディーゼルエンジンの生産拠点を新設 2012/11/27 クボタは26日、来年1月に中国の江蘇省に立形ディーゼルエンジンの生産拠点を新設すると発表した。中国を中心としたアジアでのエンジンの需要拡大に対応する。
記事 セキュリティ総論 自動車のサイバーセキュリティ、米国運輸省が1,000万ドルを投入する狙い 自動車のサイバーセキュリティ、米国運輸省が1,000万ドルを投入する狙い 2012/11/20 制御システムのセキュリティが大きな問題として注目を集めている。工場やプラント、モバイル機器、家電ときて、次にわれわれが考えなければならないのは急速にIT化が進む自動車へのサイバー攻撃だ。実際、米国運輸省(NHTSA)は多額の予算を投じ始めている。
記事 新規事業開発 NTTドコモ初代社長の大星公二氏が経営者に活!日本再生のリーダーシップとは? NTTドコモ初代社長の大星公二氏が経営者に活!日本再生のリーダーシップとは? 2012/11/19 「企業のレーゾンデートル(存在価値)は何か?それは、社会からお金をいただいているのだから、それを地域に還元することだ」と強く語るのは、「Infor Customer Forum Japan 2012」の基調講演に登壇したNTTドコモ初代社長の大星公二氏だ。同氏は当時、弱小部門だったNTTドコモをグループの稼ぎ頭にまで育て上げるとともに、iモード戦略を発想し、実現したことでも知られている。それから10年、いま日本企業は新興国の猛進などによって、グローバル市場でも窮地に立たされている。このような状況で、日本再生のために企業経営者はどのようにリーダーシップを発揮し、イノベーションを起こしていくのか。大星氏が、いまの日本の状況と経営者に活を入れた。
記事 組み込み・産業機械 インフラのセキュリティ、スマートコミュニティにも共通課題 日・米・独の有識者ら インフラのセキュリティ、スマートコミュニティにも共通課題 日・米・独の有識者ら 2012/11/19 電気、ガス、水道、交通といった重要インフラに対するサイバーテロが現実の脅威になり、各国の国レベルの対策や制御システムセキュリティへの取り組みが注目を集めている。重要インフラの制御システムが攻撃を受けると、企業経営や社会生活に与える影響が膨大であり、人命にも関わる重大な問題にもかかわらず、これまで真剣な議論も対策もされてこなかった。このような状況において、我々はまず、何をすべきなのだろうか。独の研究機関、フラウンホーファーAISECのピーター・シュー氏、米デジタルボンドのデール・ピーターソン氏、日本のラック西本逸郎氏、電気通信大学の新 誠一教授、森ビルの渡部 宗一氏ら有識者が一同に介し、話し合った。
記事 新製品開発 「美」「食」家電で進むIT化、大幅な収益増に結びつく顧客体験の見直しとは 「美」「食」家電で進むIT化、大幅な収益増に結びつく顧客体験の見直しとは 2012/11/15 多くの家電製品がコモディティ化するなかで、「美容家電」・「調理家電」は貴重な成長領域――「美」や「食」は人々の根源的欲求に根ざすもので、ニーズに一定の達成基準や際限がない。そのため、今後、美容ノウハウや料理レシピなどの関連する情報コンテンツおよびスキンケア化粧品や食材との連携を深めることで、さらなる高付加価値化が期待され、美・食関連市場の構造変化がもたらされるという。成長領域が少なくなっている家電分野のなかで「美容家電」と「調理家電」の両市場が創出する新たな事業機会、将来的な展望について、野村総合研究所(NRI)のICT・メディア産業コンサルティング部 笠井洸氏、川元麻衣子氏が語った。
記事 新製品開発 スマートテレビやスーパーハイビジョン普及に向けた初会合--総務省 スマートテレビやスーパーハイビジョン普及に向けた初会合--総務省 2012/11/12 総務省は12日、「放送サービスの高度化に関する検討会」を開催した。「スマートテレビ」や「4K・8K(スーパーハイビジョン)」「ケーブル・プラットフォーム」の3分野について、新しい技術の標準化や普及に向けた取り組みを協議する。
記事 組み込み・産業機械 デジタルボンド社ピーターソンCEOが語る、制御システムセキュリティの動向と対策 デジタルボンド社ピーターソンCEOが語る、制御システムセキュリティの動向と対策 2012/11/09 Stuxnet以降、電力システムや各種工場など、重要な社会インフラのセキュリティ対策の重要性が注目されている。日本でも、今年の3月に制御システムセキュリティセンターが設立され、評価認証、標準化やテストベッドなどの委員会を発足させ、この問題への取り組みを本格化させている。2012年2月に、日本製を含むPLC(制御システムコントローラ)のハッキング方法を公開したことで一躍注目を集めたデジタルボンド社 デール・ピーターソン氏は「これまでの制御システムは、重要インフラが24時間365日稼働することに焦点を当て過ぎていたが、完全性も考えるべきだ」とIPAフォーラム2012で提言した。
記事 製造業界 デンソー、ITSスポット対応のDSRC車載器 業界で初めてスマホ連携 デンソー、ITSスポット対応のDSRC車載器 業界で初めてスマホ連携 2012/11/07 デンソーは7日、ITSスポットサービスに対応しスマートフォンと連携するITSスポット対応DSRC車載器を業界で初めて開発し、全国のカー用品店、約700店あるデンソーサービスステーションなどを通じて11月8日から販売を開始すると発表した。価格は、2万7,090円(税込)。
記事 IoT・M2M・コネクティブ NEC、静岡県の東芝機械にM2Mソリューションを導入 工作機械の予防保守に NEC、静岡県の東芝機械にM2Mソリューションを導入 工作機械の予防保守に 2012/11/05 日本電気(以下、NEC)は5日、製造業向けM2M活用ソリューション「CONNEXIVE(コネクシブ)」を、静岡県に本社を構える機械メーカー、東芝機械に提供すると発表した。東芝機械はM2Mを使って、自社製の工作機械などの製品の予防保守や部品・消耗品販売などのサービスを強化する。
記事 製造業界 日立系と住友系が合併、“最強の磁石”作る中堅製造メーカーの強力な製造体制の源泉 日立系と住友系が合併、“最強の磁石”作る中堅製造メーカーの強力な製造体制の源泉 2012/11/01 日立金属グループのNEOMAXエンジニアリングは、独自の磁気応用製品を設計・製造する中堅企業だ。もともと同社は日立金属の流れをくむNEOMAX機工と、住友特殊金属の流れをくむ旧NEOMAXエンジニアリングという系列の異なる企業同士が2009年に合併し、新生のNEOMAXエンジニアリングとして生まれた。合併に伴って、同規模の企業と比べると幅広い製品群を有するようになった同社だが、そのぶん複雑な製品群を効率よく製造・出荷するための施策も求められることになった。このようなケースで、中堅・中小企業が強力な製造体制を構築していくためのヒントや秘訣を探る。
記事 製造業界 製造業を支える新戦略、クラウド・モバイル・SNSを成長ドライバーに取り込むには 製造業を支える新戦略、クラウド・モバイル・SNSを成長ドライバーに取り込むには 2012/11/01 いまや製造業をはじめ、あらゆる業界においてグローバル対応は避けられない状況だ。生産・販売拠点を迅速に立ち上げ、急激に変化する市場やサプライチェーンに対応するためには、業務プロセスの改善だけでなく、情報システム基盤そのものを変化させなければならない。「あらゆるビジネスにスピードが求められている。この問題を解決していくためにイノベーションが求められている」と語るのは、先ごろ開催されたInfor Customer Forum Japan 2012に登場した米国Infor社のジェームス・ウィリー氏だ。同氏はグローバル時代を勝ち抜くうえで求められるテクノロジーと、それを企業の成長に結びつけていく方法について説明した。