今回開発した技術は、ドコモが提供する「しゃべってコンシェル」の音声認識技術・意図解釈技術と、パイオニアの自動車向けコンテンツ配信技術、運転環境における操作・機能の利用動向データを組み合わせ、自動車向けに独自に最適化された音声意図解釈技術。
この技術を使うことで、「ペットと入れるレストラン、ない?」「車どこに停めたらいい?」などの自然な言葉での音声操作が可能になるという。
本技術を活用したサービスとして、ドコモは明日より、ドコモスマートフォンやドコモタブレットで利用できるカーナビゲーションサービス「ドコモ ドライブネット」で、目的地検索やカーナビの操作等を音声で指示できる新機能を追加する。ドコモ ドライブネットの使用料は月額315円(税込)。spモード契約でAndroid OS 4.0以上の端末に対応する。
両社は今後、ドコモスマートフォンとドコモタブレットで利用できる新たな自動車向けサービスや、パイオニアが開発する車載器向けに、音声意図解釈技術と関連コンテンツなどの開発を共同で行っていく。