日立オートモティブシステムズのCIS事業部（以下、CIS）では、ネットワークを介して情報センターと端末を連携し、最新の道路地図情報や渋滞情報などを運転者に提供したり、電気自動車（EV）においてバッテリー状況や充電設備案内などのドライブ支援、クラウドを利用したテレマティクスサービスなどを手がけている。

　これらのサービス提供にあたって、日立の情報・通信システム社が提供するプラットフォームやサービスとの連携強化が必要になると判断したという。

　会社分割は2月に契約を締結、4月1日に実施される。日立オートモティブシステムズを吸収分割会社、日立を吸収分割承継会社とする吸収分割を行う。

　今後日立では、自動車関連における地域エネルギーマネジメントシステム（CEMS）、家庭内エネルギーマネジメントシステム（HEMS）と自動車との連携を図り、スマートシティ時代に対応したニーズに応えるソリューションを提供していくという。

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