記事 セキュリティ総論 パナソニックPSIRT代表が語る「IoT機器へのサイバー攻撃」、どんな対策をしているのか パナソニックPSIRT代表が語る「IoT機器へのサイバー攻撃」、どんな対策をしているのか 2021/06/14 超スマート社会(Society 5.0)の実現に向けて、多数のIoT製品が登場している。製造業にはIoT製品に対するセキュリティ強化が求められており、製品開発のプロセスだけでなく、製品ライフサイクルの過程において、さまざまな取り組みがなされている。パナソニックで製品セキュリティグローバル戦略部 部長を務める林 彦博氏が、製品セキュリティが必要とされる背景と自社の取り組みを解説した。
記事 経営戦略 小売店の売上を左右する?「口コミしてくれる顧客」が超重要と言えるワケ 小売店の売上を左右する?「口コミしてくれる顧客」が超重要と言えるワケ 2021/06/11 儲かる小売店をつくるためのポイントを解説する本連載。前回の記事では、「たくさん商品を買ってくれる消費者=優良顧客」として、そうした顧客の声だけを参考に売場作りを進めると、「面白味に欠ける売場」になってしまう可能性があることを解説した。なぜなら、購買金額が多く来店頻度が高い消費者の中には、「こだわりを持って、その店を選んでいる顧客層」だけでなく、単に「家から近いからその店を選んでいる顧客層」も含まれるためだ。そのため、購買金額の多い既存の顧客層だけを分析していても、良い売場は作れないだろう。それでは、小売店はどのような顧客の目を付け、アプローチをしていけば良いのだろうか。
記事 その他 数兆円規模に成長した分散型金融「DeFi」、金融庁らが語るその意義と課題 数兆円規模に成長した分散型金融「DeFi」、金融庁らが語るその意義と課題 2021/06/11 2020年はブロックチェーンを活用した「DeFi(分散型金融)」に非常に注目が集まった1年だった。DeFiは、企業などの中央集権型の管理者を持たず、分散型組織によって管理される特徴が評価されており、その預かり資産は1000億ドル(10.9兆円)の大台を超えた。一方で、KYC(本人確認)やAML(アンチ・マネーロンダリング)対策に課題も指摘されている。DeFiの事業に詳しいキーパーソンとしてコンパウンド・ラボ ストラテジー・リードのカルビン・リウ氏、金融庁 国際デジタル調整官 兼 国際企画調整官 高梨 佑太氏、Coinbase 代表取締役の北澤 直氏、コインデスク シニア・レポーターのブレディー・デール氏(モデレーター)が、DeFiとは何か、金融ビジネスへの影響や課題、応用の可能性などについて語った。
記事 ERP・基幹システム コロナ禍の「意味あるIT投資」と「意味ないIT投資」の違いとは? コロナ禍の「意味あるIT投資」と「意味ないIT投資」の違いとは? 2021/06/11 コロナショックをキッカケにリモートワーク対応などを進めた企業が増えたが、中には「コロナ収束まで」と考え、応急処置的な対応にとどめ、様子を見ている企業も少なくない。しかし、コロナ収束の見通しが立たない中、このような場当たり的な対応を続けるべきだろうか。コロナ後の世界で競争力を維持するためにも、そろそろ将来に向けた対応を考えるべきタイミングかもしれない。ここでは、コロナ後のニューノーマルの世界で戦える企業になるために必要な備えを解説する。
記事 量子コンピューター 量子コンピューターで「最も早い市場」が、スマホに実装される「QRNG」である3つの理由 量子コンピューターで「最も早い市場」が、スマホに実装される「QRNG」である3つの理由 2021/06/11 量子コンピューターの早期の利用が期待される業界の一つがセキュリティ業界です。中でもすでにスマートフォンに実装されつつある「量子乱数発生器(QRNG:Quantum Random Number Generation)」は、米国の市場調査会社Inside Quantum Technology(IQT)社が発行した市場調査レポート「Quantum Random Number Generators: A Ten-year Market Assessment(量子乱数ジェネレーター:10年間の市場評価)」によると、「最も有利なソリューション」とされています。この記事ではセキュリティ分野における量子技術、QRNGについて深く洞察していきます。
記事 人材管理・育成・HRM ITエンジニアからの「キャリアチェンジ」は可能?後悔しないための仕事選び7つの要点 ITエンジニアからの「キャリアチェンジ」は可能?後悔しないための仕事選び7つの要点 2021/06/10 コロナにより、働き方が大きく変わったことで、生き方そのものを見直す人が増えている。それはITエンジニアも例外ではなく、「今のままエンジニアとして働いていくイメージが湧かない」「自分に合った仕事って何だろう」という思いを抱える人も少なくないようだ。ITエンジニアからの異職種への「キャリアチェンジ」は可能なのか?またそもそもどうすれば自身に最適な仕事が選べるのか。ベストセラー『科学的な適職』著者で、サイエンスライター・作家の鈴木祐氏と、エンジニアの転職に強い総合転職サイト「type」の平本佑美氏、元ITエンジニアで、編集職にキャリチェンジを果たしたSBクリエイティブ &IDEA編集部 編集長の岡本晋吾が語りあった。
記事 人材管理・育成・HRM ソフトバンク青野史寛CHROに聞く、デジタルを生き抜く人材になる2つの超重要ポイント ソフトバンク青野史寛CHROに聞く、デジタルを生き抜く人材になる2つの超重要ポイント 2021/06/10 時代に合わせて変化し続けることを宣言しているソフトバンク。新型コロナ禍により、多くの企業がリモートワークに戸惑う中、同社は働き方の変化をテコに生産性を向上させているという。ソフトバンク 専務執行役員 兼 CHRO(最高人事責任者)の青野史寛氏は「今後のデジタルシフトを背景に、社員には新たな能力が求められる」と言い切る。青野氏に、変化を乗り越える人材像について話を聞いた。
記事 システム開発総論 日本生命が「開発経験の無い」スマホアプリを実現…?その秘密とは 日本生命が「開発経験の無い」スマホアプリを実現…?その秘密とは 2021/06/10 これまで日本生命は、人を中心とした強力な営業ネットワークを生かし、保険のコンサルティングや加入後の手続きなどに対応してきた。しかし、顧客の行動様式の変化や技術の進歩などを背景に、新たな接点の構築が求められていた。そこで取り組んだのがスマホアプリの開発だった。現在、スマホアプリは、同社の重要な経営戦略に組み込まれるまでに存在感を増している。プロジェクトを率いたキーパーソンに、プロジェクト誕生の経緯から現在までを聞いた。
記事 人材管理・育成・HRM コロナで加速する市場消滅、仕事を失ったら…あなたは「キャリアシフト」できるか? コロナで加速する市場消滅、仕事を失ったら…あなたは「キャリアシフト」できるか? 2021/06/10 新型コロナの影響は、市場変化の速度を速める傾向にあり、その結果、市場自体が消滅し、キャリアシフトを余儀なくされてしまうケースも見られる。しかし、長年、特定の業務でスキルを磨いてきた方にとって、市場消滅は今まで培ってきたスキルの陳腐化につながるケースも多い。こうした時代を生き抜くためにも、今まさにキャリア形成の在り方が問われている。
記事 経営戦略 なぜ『君の名は。』は大成功した?過去ヒット作に共通するマーケティングの特徴 なぜ『君の名は。』は大成功した?過去ヒット作に共通するマーケティングの特徴 2021/06/09 個人の趣味・嗜好が細分化する時代で、ヒット商品を生み出すことが難しくなってきています。こうした中、エンタメの世界では、新しいヒットを生み出す形が見られるようになっています。その代表的な事例に『君の名は。』の大ヒットが挙げられます。ここでは、ハーバード・ビジネススクールのアニータ・エルバース教授の著書で紹介されている戦略をもとに、『君の名は。』のヒットのカラクリを解説します。
記事 その他 日本総研 翁理事長に聞く2030年、サステナブルな社会に求められる「金融」の役割 日本総研 翁理事長に聞く2030年、サステナブルな社会に求められる「金融」の役割 2021/06/09 SDGsやカーボンニュートラルといった言葉が注目を集めているが、金融機関はサステナブル社会の実現という文脈でどういう役割を期待されているのか。内閣府「選択する未来 2.0」懇談会で座長を務める日本総合研究所 理事長の翁 百合氏に話を聞いた。
記事 システム開発ツール・開発言語 日本のメディアが報じる「ベラルーシのIT産業崩壊」は誤り、現地調査が伝える真実 日本のメディアが報じる「ベラルーシのIT産業崩壊」は誤り、現地調査が伝える真実 2021/06/09 ベラルーシが「東欧のシリコンバレー」と呼ばれているのはご存じだろうか。国家主導によるIT優遇政策によりベラルーシのIT産業は急成長を遂げている。欧米からのオフショア開発先(ソフトウェア開発における海外の発注先)として注目され始め、そこで知見を得たエンジニア等が自社サービスの開発に力を入れスタートアップ熱も高まっている。しかし、そんなベラルーシのIT産業の根幹が揺らぐ事態が起きている。2020年8月、ベラルーシ大統領選挙に端を発する政治混乱である。本稿では、外務省の専門調査員としてベラルーシに2021年4月までの2年間滞在した筆者が、「東欧のシリコンバレーの危機」の内実をお伝えする。
記事 経営戦略 白書に見るオープンイノベーション、「得られた効果」「実施しない理由」トップ3は? 白書に見るオープンイノベーション、「得られた効果」「実施しない理由」トップ3は? 2021/06/08 企業内での研究開発によるイノベーションの創出が困難になり、クローズドイノベーションの限界が認識されるようになってきた昨今、オープンイノベーションの重要性が高まっています。しかし、日本のオープンイノベーションに関する取り組み・投資、人員数は他国と比べ、低水準にとどまっています。本稿では、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会 (JOIC) とともに2020年5月に発表した「オープンイノベーション白書 第三版 日本におけるイノベーション創出の現状と未来への提言」をもとに、イノベーション創出における課題やヒントを見ていきます。
記事 その他 非財務リスクとは何か? システム障害やESGも関係、金融機関のリスク管理 最新動向 非財務リスクとは何か? システム障害やESGも関係、金融機関のリスク管理 最新動向 2021/06/08 金融機関におけるリスク管理の重要性が増している。2023年3月には金融危機の再発防止を目的とした金融規制「バーゼルⅢ(以下、バーゼル3)」の最終パッケージが段階的に実施される予定だ。しかし、それだけでは網羅できない新たなリスクが顕在化してきている。それが、金融テクノロジーの急速な発達や気候変動などによる「非財務リスク」である。金融機関の実務担当者は、どのようにこの「非財務リスク」を管理していくべきなのか。トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 マネージングディレクターの 森 滋彦氏に話を聞いた。
記事 スマートシティ・MaaS なぜ、スマートシティのマネタイズは難しいのか? ビル・ゲイツの砂漠購入が賢いワケ なぜ、スマートシティのマネタイズは難しいのか? ビル・ゲイツの砂漠購入が賢いワケ 2021/06/08 世界各地で開発が進むスマートシティには、多くの課題があります。その1つが「マネタイズ」です。スマートシティを作るには巨額な費用が必要となる一方で、それをどう回収し、その後もビジネスとしてどう成立させるかは、スマートシティ事業に取り組む企業にとって大きな課題です。今回は、スマートシティにおけるマネタイズについて、「IoT機器メーカー」「不動産」「価値教育」「顧客心理」「期間」の5つの視点から考えます。
記事 経営戦略 レディーガガはマーケティングの天才?大ヒットを作る「宣伝テクニック」とは レディーガガはマーケティングの天才?大ヒットを作る「宣伝テクニック」とは 2021/06/07 ここ数年、商品ヒットを生み出すために行われる「プロモーション活動」や「顧客のターゲティング」が難しくなってきています。背景には、SNSの発展など、“デジタル化”による個人の趣味・嗜好の分散化などが関係していると言われています。こうした中、エンターテインメントビジネスの世界では、新しいヒット誕生の形が見られるようになっています。その代表的な事例の1つに、「レディー・ガガ」が挙げられます。今回は、ハーバード・ビジネススクールのアニータ・エルバース教授の著書『ブロックバスター戦略』で紹介されている新商品のリリース戦略をベースに、レディー・ガガのヒットのカラクリをご紹介します。
記事 その他 横浜銀行に聞くオープンイノベーション、「意思決定のスピード問題」をどう解消するのか 横浜銀行に聞くオープンイノベーション、「意思決定のスピード問題」をどう解消するのか 2021/06/07 国内最大の地方銀行である横浜銀行では現在、外部のベンチャー企業や新興IT企業との協業を通じてイノベーションの実現を目指す「オープンイノベーション」を積極的に推進している。2021年2月にはデジタルガレージと共同でベンチャー企業に出資するためのCVCを設立した。これら一連の取り組みを始めた目的とは? 同行のオープンイノベーションの経緯について、キーパーソンに話を聞いた。
記事 IT戦略・IT投資・DX ニューノーマル時代の“リモートなIT開発/運用”、どう実現する? ニューノーマル時代の“リモートなIT開発/運用”、どう実現する? 2021/06/07 新型コロナウイルスは、多くの企業のビジネス環境を一変させました。働き方にも業務にもリモートが取り入られる中、ITシステムの開発/運用も例外ではありません。とはいえ、現代の複雑化したITシステムにおいて、ネットワークやセキュリティを考慮しながらリモート化を進めるのはとても困難です。そこで本記事では、ニューノーマル時代で必須となった「IT開発/運用のリモート化」をいかに実現するかを解説します。
記事 AI・生成AI 畳み込みニューラルネットワークとは? 「画像・音声認識」の核となる技術のカラクリ 畳み込みニューラルネットワークとは? 「画像・音声認識」の核となる技術のカラクリ 2021/06/07 1 近年、「ディープラーニング」が画像認識に強く、画像診断・顔認証・不具合検知など、さまざまな用途に使われているということが広く知られるようになってきました。ただ、その背景にある「ニューラルネットワークのアルゴリズム」についてはそこまで理解されていません。今回は、画像認識におけるディープラーニングの強さを世間に知らしめる一因となったアルゴリズムである「畳み込みニューラルネットワーク」について簡単に解説していきます。
記事 その他 「デジタルドル」は発行されるのか?現実化した場合の影響と課題 「デジタルドル」は発行されるのか?現実化した場合の影響と課題 2021/06/07 米連邦準備理事会(FRB)が「デジタルドル」の発行についてのレポートを今年の夏に出す。これは、従来デジタルドルに消極的であった米国の姿勢が大きく変わったことを意味する。FRBがデジタル人民元やフェイスブックの「ディエム」に背中を押された格好だ。仮に米国がデジタルドルを発行し、世界で広く使われるようになれば、世界の金融環境にどのような影響を及ぼすのか。本稿で解き明かしていきたい。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ YouTubeの「成長が止まらない」ワケ、広告収益激増で好調ネットフリックス超えへ YouTubeの「成長が止まらない」ワケ、広告収益激増で好調ネットフリックス超えへ 2021/06/05 すでに多くの人々が利用するYouTubeには、もはや成長の余地はあまり残ってない、「オワコンだ」という人も一部にはいる。しかし、それを覆すような最新データがピュー・リサーチ・センターから発表された。それどころか収益成長率では、あのネットフリックスに並ぶ可能性さえあるとの調査結果も出ている。そうしたYouTubeの止まることを知らない成長の背景には「テレビを通じた視聴の増加」がある。スマホではなく、テレビでYouTubeを見る人が増えているということだ。この動向に戦々恐々とするのは、言わずもがな旧来のテレビ業界である。「YouTubeはテレビで見る時代」の到来で起きる、動画メディア市場の激変をお伝えする。
記事 経営戦略 「地方銀行を破壊するのは誰か?」、スジの良いDXアイデアを生む発想術 「地方銀行を破壊するのは誰か?」、スジの良いDXアイデアを生む発想術 2021/06/04 経産省は2020年末、「DXレポート2」を公表した。そこで目に付いたのが「DX(デジタルトランスフォーメーション)に未着手である、あるいは一部門で取り組み始めた」という企業が、全体の95%を占めるという数字だ。DXを推進してきたという自負を持つ人は認めたくないと考えられるが、退歩しているとさえ言える状況にある。ここで1つ挙がるのが、多くの企業が「(2018~2019年度あたりに)取り組んでいたものはDXとは言えないのではないか」という仮説である。この連載のテーマである「スジのいいDX」を改めて考えた上で、今回は本質的なDXが起きうるエリアとして、地方銀行のビジネスに焦点を当てる。ゼネコンや町役場が、DXによる新たな仕組みで、銀行ビジネスを代替するシナリオを作成し、検証する。
記事 医療業界 意外と危険な「大人の虫歯」、なぜセルフケアと定期的な歯科受診が重要なのか? 意外と危険な「大人の虫歯」、なぜセルフケアと定期的な歯科受診が重要なのか? 2021/06/04 6月4日~6月10日は「歯と口の健康週間」です。「大人の虫歯」にならないためには、正しい歯磨きや食生活に加え、確かな知識や技術を持つ歯科医師による定期的な検診が必要になります。そこで本記事では、適切な歯科医院や歯科医師を選択できるよう情報発信をしている日本歯内療法学会がまとめた「大人の虫歯」に関する情報や、適切なケア・治療のためのポイントについて解説します。
記事 その他 後払い決済「アファーム(affrim)」とは?ミレニアル・Z世代に支持されるワケ 後払い決済「アファーム(affrim)」とは?ミレニアル・Z世代に支持されるワケ 2021/06/04 アファーム(Affirm)は、ECや実店舗で高額の購入をする際に、利息や手数料の透明性が高い「分割後払い」を提供する米国のフィンテック企業だ。十分な支払い能力があるにもかかわらず、クレカ使用実績などが足らず、従前の信用スコア評価システムではローンを組めなかった若い消費者に対して、独自のアルゴリズムで評価を行い、後払いの選択肢を与えることで急成長中だ。マーチャント側にとっても販売機会の増大につながるため、取扱高が伸びている。そのアファームの成功の秘訣である、独自アルゴリズムの実態とは――。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 リモートワークのセキュリティ対策、ガートナー推奨の計画・実装・運用とは リモートワークのセキュリティ対策、ガートナー推奨の計画・実装・運用とは 2021/06/04 近年、さまざまなデジタル上の脅威が台頭し、セキュリティ対策の重要性が増している。新型コロナを機に、そこに新たな検討課題が加わった。それが、リモートワークをはじめとする新しい働き方に対応したセキュリティ対策である。リモーワークではどんなセキュリティが求められ、何をすべきなのか。ガートナー リサーチ&アドバイザリ部門でシニア プリンシパル,アナリストを務める矢野薫氏が、ユーザー認証、アクセス制御、データ保護、脅威分析などの視点で、幅広い対策のポイントを提示した。
記事 量子コンピューター 「量子サイバーセキュリティ」「デスクトップ型」量子コンピューティング、4大注目技術 「量子サイバーセキュリティ」「デスクトップ型」量子コンピューティング、4大注目技術 2021/06/03 世界的に量子コンピューティングへの関心は明らかに高まってきています。日本政府も2020年1月に「量子技術イノベーション戦略」を発表し、ゲート型量子コンピューティング、固体量子センサー、量子通信、量子暗号技術など、量子技術に関する技術ロードマップの例を挙げました。米国の市場調査会社Inside Quantum Technology(IQT)社が発行した市場調査レポート「Quantum Random Number Generators: A Ten-year Market Assessment(量子乱数ジェネレーター:10年間の市場評価)」では、アプリケーションやメーカーの戦略などについても詳細に分析しています。この記事では、IQTが予想する2021年注目の4つの量子技術などを紹介します。
記事 その他 日本総研 翁百合理事長に聞く、「金融DX」の2大成功要因とは 日本総研 翁百合理事長に聞く、「金融DX」の2大成功要因とは 2021/06/03 「オープンAPIにより金融サービスの幅が広がり、ビジネスモデルが大きく変わる」と日本のフィンテックへの期待を表明するのが、内閣府「選択する未来 2.0」懇談会で座長を務める日本総合研究所理事長、翁 百合氏だ。フィンテックの新しい動きにより、既存の銀行システム、銀行、地方銀行も変わらざるをえなくなったとし、コロナ禍の今こそ変革のチャンスだと激励する翁氏に話を聞いた。
記事 製造業界 製造業のデータ分析で考える、「SIerの価値」とは? 製造業のデータ分析で考える、「SIerの価値」とは? 2021/06/03 SIerがPoCの先にシステム構築案件を期待すると、お客さまの感覚とズレてくる恐れがあることを前回述べました。SIerにとって、お客さまの社内に蓄積された過去データの分析がシステム構築の仕事につながりにくい状況はありつつも、データ分析に取り組むことには意味があります。データの活用・価値化に向けて各産業が取り組んでいる中、SIerも在り方を変えながら、新たな顧客貢献のスタイル、ひいては市場での存在意義を見い出していかねばなりません。
記事 人材管理・育成・HRM グーグル・PwCら社員の休暇促進、1人1000ドルのボーナスが「合理的投資」となるワケ グーグル・PwCら社員の休暇促進、1人1000ドルのボーナスが「合理的投資」となるワケ 2021/06/02 コロナ禍で観光が難しくなっていること、また出かけた先での感染懸念などを理由に、多くの社員が有給休暇を取得せずにおり、彼ら彼女らの「燃え尽き症候群」のリスクが高まっている。そんな中、グーグルなど、社員の生産性低下などを懸念する米国企業の間で、社員に休暇を促すところが登場。さらには、社員がより休息を取りやすくするため、「バケーションボーナス」の支給を開始すると公表している、PwCのようなケースも出てきている。大盤振る舞いにも思えるが、そうした施策は社員にとってメリットがあるだけでなく、企業にとっても「合理的な投資」だとみなされているようだ。
記事 セキュリティ総論 セキュリティ投資が効果的にならないのは「目標」がないから セキュリティ投資が効果的にならないのは「目標」がないから 2021/06/02 セキュリティは経営と一体だ。しかしセキュリティについては、経営と同じように目的やゴールを明確化して取り組みが実践されることは少ない。「これまで大丈夫だったからこれからも同じ投資で大丈夫」といった正常性バイアスも生まれやすい。その状態でセキュリティ対策を進めてしまうと取り組みが曖昧になり、効果測定も難しくなる。結果として、一向にセキュリティ対策は向上しないという最悪の事態に陥ってしまう。それを避けるにはどうすればいいか。