記事 バックアップ・レプリケーション マンガで解説!バックアップだけではなぜ危険?運用を変えずにクラウドで災害対策する方法 2015/12/24 地震や津波、大雨、停電などのさまざまな災害から企業の大切なデータを守るには、社内のバックアップだけでは十分とは言えません。サーバはもとより、社屋自体が被災した場合、データも一緒に失われてしまうからです。一方、複数拠点にまたがった災害対策は多額の投資が必要になります。そこで今、注目を集めているのがクラウドを活用したバックアップです。ただし、クラウドを活用する場合、思いのほか運用不可やコストがかかってしまうことがあります。今回は、こうした災害対策を考えたデータバックアップにおける課題の解決方法をご紹介します。
記事 IT戦略・IT投資・DX 中堅中小企業の半数以上が導入済、サーバ仮想化に乗り遅れたらいけない理由 2015/08/20 Windows Sever 2003サポート終了を機に、サーバ刷新という運用管理のマイルストーンをどう乗り越えるかに再び注目が集まっている。そうしたなか、中堅中小企業のなんと半数以上がサーバ仮想化に舵を切っているという調査が明らかになった。仮想化という技術がなぜ選択され、大勢を占めるようになったのか。そこにあったのは、投資対効果やワークスタイル改革といった導入メリットだった。仮想化は、いまや選ばない理由がない、というソリューションのひとつに定着しつつあるといえるだろう。
記事 バックアップ・レプリケーション AWSやAzureでクラウドバックアップ、注意すべき3つのポイントとは 2015/08/17 事業継続性の確保や運用負荷の軽減などを求めて、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureなどのパブリッククラウド上にシステムとデータをバックアップすることを検討する企業が増えている。しかし、自社にあるデータをそのままクラウドに持っていこうとすると、データ量も大きくなりがちで、WANの帯域を圧迫することにもなりかねない。とはいえ、うまく使いこなせば、高いコストパフォーマンスも発揮できる。ここではクラウドバックアップを有効活用する3つのポイントを紹介しよう。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ ROIは400%超えも? 中小企業も導入可能? いま注目のIT投資としてのVDI導入 2015/08/11 デスクトップ仮想化(VDI)は、情報漏洩対策やBCP対策に有効で、システムの保守・運用の効率化、ワークスタイルの変革にも効果的なソリューションとして知られている。これまで操作性を含めたユーザビリティやコストの点で導入に踏み切れなかった企業も多かったが、近年、中小企業を含めて様々な業種でVDIに関心を示す企業が増えてきた。いったいその理由はどこにあるのか? VDIの市場規模や導入事例、投資対効果の高さを示す調査データといったVDIの最新動向を紹介しよう。
記事 IT戦略・IT投資・DX 夏野剛 氏に聞く、成長できるクラウド事業者のITインフラとは? 2015/07/27 いまや、企業も個人も当たり前のようにクラウドを活用する時代だ。クラウドは生活の一部になり、企業活動を支えるインフラになった。しかし、そのクラウドサービスを開発・提供する側には、新たな課題が生まれている。ドワンゴをはじめとする数々の有名企業で取締役を担い、慶應義塾大学 政策・メディア研究科で教鞭も執る夏野剛氏に、クラウドサービス事業者が抱える課題とその対策を聞いた。
記事 IT戦略・IT投資・DX クラウド需要が急拡大、ITインフラへの支出を減らすクラウド事業者の秘策とは 2015/07/15 ゲーム、ソーシャル、ニュース、ファイナンス──今やあらゆるものがサービスとして提供され、クラウドの需要は急拡大している。しかし、ユーザーの求めるサービスを高品質かつ継続的に提供し続けるためには、それを支えるインフラを確実に調達しなければならない。調達を誤り、サービスに悪影響が出たら、ユーザーは瞬く間に他のクラウドサービスへ流れてしまうだろう。では、調達能力を高め、強化するにはどうしたらいいのだろうか。
記事 品質管理 VMwareの仮想化ソフトウェア開発事例に学ぶ、変革を促す3つの開発アプローチ 2015/06/18 スタンフォード大学からスピンアウトした5人の仲間が創業したVMwareは、この十数年の間に急成長した企業のひとつだ。いまや仮想化技術のデファクトとなった同社の製品は、どのように開発されているのか。5000人ものエンジニアを抱える同社のソフトウェア管理の考え方や、PerforceやEMC XtremIOを活用した、クラウドファーストの開発手法を紹介したい。
記事 品質管理 知的財産盗難で年間3000億ドルの損失も――製品開発における課題をいかに解決するか? 2015/06/18 製品開発においては、あらゆるリスクが存在している。異なる立場の人間がコラボレーションすることでのチーム連携の問題、さらには企業の知的財産(IP)が盗まれる危険性だ。モノのインターネット(Internet of Things : IoT)関連のビジネスの隆盛によってこうしたリスクが高まる昨今、企業はいかにしてソフトウェア開発の管理をしていけばよいのだろうか。
記事 CDN・ADC・ロードバランサ セイコーエプソン事例:なぜAWS上でELB以外のロードバランサが必要だったのか 2015/06/08 プリンター、スキャナーなどのパソコン周辺機器をはじめとする情報関連機器、精密機器メーカーのセイコーエプソン。同社は、情報システムの導入、維持、管理などにかかるコスト削減と、スピード感あるビジネス展開などを目的に、IT基盤のクラウド化に取り組む。クラウド基盤はアマゾン ウェブ サービス(AWS) に決定し、2014年2月より移行が開始されたが、移行前の環境下で利用可能だった機能要件を、いかにAWS上で実現するかという点で課題を抱えていた。
記事 ストレージ 今なぜSDSが求められているのか? その背景を探る 2015/06/05 近年、動画や画像、音楽、電子書籍などの非構造化データが爆発的に増大している。これらのデータを格納するストレージの分野において、注目を集めているのが「ソフトウェア・デファインド・ストレージ(以下、SDS)」だ。SDSにはどのような特徴があり、なぜ今求められているのか。その背景を、ペタバイト規模のSDS「Scality RING」を開発・提供するスキャリティ・ジャパンの石渡達也氏と、Scality RINGの国内初のディストリビューションパートナーである、ブロードバンドタワーの樋山 洋介氏に聞いた。
記事 IT戦略・IT投資・DX 東大 江崎教授x兼松エレCIO対談:仮想化普及でやっと見えてきた真のITインフラの条件 2015/05/20 サーバ仮想化からデスクトップ仮想化、さらにはストレージの仮想化、ネットワークの仮想化と、企業システムにおける仮想化のトレンドはいまだ継続中だ。それは、仮想化に多くのメリットがあるからに他ならないが、仮想化の進展とともに、さまざまな課題も明らかになってきた。東京大学 大学院 情報理工学系研究科の江崎浩教授と数多くの仮想化システム構築に携わるとともに、兼松グループをはじめ、自社の情報システム部門も手がける兼松エレクトロニクス執行役員の黒澤俊実氏が、仮想化のメリットと課題、それを支えるITインフラについて語り合った。
記事 データセンター・ホスティングサービス そのクラウドは戻ってこれるか?運用管理を一元化するハイブリッドクラウドの最適解 2015/03/23 単にパブリッククラウドを導入してオンプレミスとつなぐだけでは、本当の意味でのハイブリッドな環境にはなりえない。むしろ、互換性のないプラットフォームが並立してしまうことで、運用管理の負荷を今まで以上に増大させてしまう恐れがある。社内の仮想マシンをはじめとする既存の資産を活かしつつ、クラウドの持つメリットを最大限に引き出すにはどうすればよいのだろうか。
記事 ストレージ 4社9名が語るオールフラッシュアレイ検証、超高速ストレージの可能性は? 2015/03/23 サーバ仮想化が進むと、1台の物理サーバで多数の仮想マシンが稼働する。その結果、ストレージのI/Oが急増し、ストレージのボトルネック化が顕著になる。この問題を解決する切り札として注目されているのがフラッシュ・ストレージだ。中でも、マイクロソフトとヴァイオリン・メモリーが共同開発した「Windows Flash Array」は、超高速なWindows Storage Serverベースのオールフラッシュアレイとして注目されている。では、「Windows Flash Array」の真の実力はどの程度なのか。インターネットイニシアティブ(IIJ)、SCSK、ヴァイオリン・メモリー、日本マイクロソフト4社の協力により、実機による検証が行われたので、その結果を受けての各社の座談会をレポートしよう。
記事 サーバ仮想化・コンテナ Publickey 新野編集長が指南!ハイブリッドクラウド構築と選択のポイント 2015/03/02 最近、企業ITにおける「ハイブリッドクラウド」への注目度が上がっている。サーバ仮想化でシステムを集約する流れは、そのままプライベートクラウドに向かっているが、さらなる柔軟性を求める動きはますます活発化している。日本でハイブリッドクラウドサービスを手がけるベンダーも増える中、どういった選択基準で各社のサービスをみればよいのか。ハイブリッドクラウドを構築するうえで注意するポイントは何か。Publickey 編集長 新野淳一 氏とソフトバンクコマース&サービスで、仮想化クラウドビジネス統括部の統括部長をつとめる友秀貴氏が話し合った。
記事 サーバ仮想化・コンテナ ハイブリッドクラウド化で陥りがちな罠とは?VMware環境移行の最適解を探る 2015/02/05 クラウド活用が当たり前になった今、企業の関心は「クラウドを使うか否か」ではなく「クラウドの中身」に移っているようだ。そこで現実的な選択肢として登場するのが、オンプレミスとクラウドのメリットを享受できる「ハイブリッドクラウド」だ。その一方で、移行にはいくつかの課題を抱える企業も少なくない。場合によっては取り返しのつかない「罠」に陥るケースもあるという。ここでは、ハイブリッドクラウド環境への移行問題を解決する方法を解説する。
記事 ストレージ リアルタイム監視と仮想化(Hyper-V)への課題、オールフラッシュの新技術で対応 2014/11/04 いま、さまざまな企業・組織で、データ量の増加が大きな課題になっている。今回紹介する、海外の政府関係機関も同様の悩みを抱えていた。同機関では、職員のサービス向上と問題の早期発見のため、ネットワークのリアルタイム監視を開始したが、膨大なデータがストレージを逼迫し、パフォーマンス不足を招いた。さらに、サーバを仮想化する必要に迫られ、その悩みは深刻化。こうした中で、同機関は自分たちの求める要求水準をどう実現したのだろうか。
記事 クラウド 開発で手一杯のIT部門、それでも運用を後回しにしない“クラウド化+自動化”のススメ 2014/09/18 システム運用管理に関わる課題が多様化・複雑化しているなかで、クラウドサービス利用への期待が高まっている。しかし、実際に導入した企業の中には、ITコスト削減、セキュリティ向上、システム管理の簡素化といったメリットが享受されず、ユーザーの導入目的に対する期待と乖離しているケースが発生しているという。先ごろ開催された「クラウド運用のリアル課題解決セミナー」では、システム運用に求められる課題を外部要因と内部要因に分解し、システム運用現場を変革するための、クラウド化と運用自動化対策について語られた。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ VDI導入における最大のネック、初期コストを最小限に抑えた段階的な構築事例 2014/09/10 仮想デスクトップ環境(VDI)導入は、IT管理者とユーザーの両者に対して多くの利益をもたらす。しかしいざVDIを導入したいと思っても、初期コストの高さやパフォーマンスや現行アプリの事前検証など、考慮すべきポイントも多い。日本オフィス・システム主催のセミナー「失敗しない仮想デスクトップ段階的導入のコツ」では、導入時の初期コストを抑えながら、検証・導入・展開とスムーズに進められる段階的な構築手法について、中央大学やパナソニック アジアパシフィックの事例を交えて解説された。
記事 ストレージ 3社座談会:フラッシュ技術とWindowsの融合が切り拓くストレージの新世界とは 2014/09/05 サーバ仮想化の進展とともに、ストレージのボトルネックが顕著になってきた。ECサイトのレスポンス改善やVDI(仮想デスクトップ)活用によるワークスタイル変革など、社内外のIT基盤にはさらなるパフォーマンスも求められるようになっている。こうした中、ストレージに劇的なパフォーマンス改善をもたらすものとして注目を集めているのがフラッシュ技術だ。本当に「速さは力」となるのか?そして「速さを力」にするには? 日本マイクロソフト、ヴァイオリン・メモリー、SCSKの3社に話を聞いた。
記事 ストレージ 不動産クラウドのいい生活 取締役CTOが明かす、オールフラッシュストレージ採用の理由と効果 2014/09/01 不動産会社向けのクラウド型業務支援サービスを提供するいい生活では、地元に根付いた小さな不動産会社から、全国にチェーン展開をする事業者まで、1308社、2326店舗(2014年5月末時点)の顧客を抱えている。ビジネスの成長に合わせて、第4世代を迎えた同社基幹システムだったが、情報項目やデータ量の増大に伴い、データベースのストレージに対するI/O処理がボトルネックとなる課題があった。同社取締役でCTO(最高技術責任者)をつとめる松崎 明氏とWebソリューション開発グループ サービス基盤システム部 部長の井口 琢也氏に、その課題と解決方法について伺った。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE ニフティクラウドで実証された、仮想ADC「SteelApp Traffic Manager」の実力 2014/08/25 セキュリティの脅威が高度化・巧妙化しつつある中、データ暗号化を行うSSL通信は、多くのWebサービスにおいて必須要件となっている。さらに、近年の暗号解読技術の進展に伴い、2048ビットSSL通信の必要性がますます高まっている。一方、ITシステムの新たな利用形態としてクラウド基盤が普及し、自社でITシステムを所有して管理・運用する高コスト体質から脱却、必要なときに必要な分だけITサービスを利用する「所有から利用」の時代へと推移している。そうした中、企業A社がニフティクラウドで350万人規模のユーザー利用を想定したWebサービスを立ち上げることになった。
記事 バックアップ・レプリケーション 企業のデータベースやSAP ERPはなぜ十分なバックアップがなされていないのか 2014/08/04 Eコマースや物流管理システムなどを支えるデータベース(以下、DB)やERPといった基幹業務アプリケーションは、企業のビジネスの根幹をなす要のシステムだ。これら業務を司る情報資源は、日々蓄積・更新され続けている。もちろん、このような重要なシステムを守るために、普段からシステム管理者はバックアップ対策を講じていることだろう。しかし、アプリケーション単位でのバックアップ対策をみた場合はどうだろう? 実は、ここに語られなかった大きな落とし穴があるというのだ。それは一体どのようなことだろうか?
記事 CDN・ADC・ロードバランサ クラウド・仮想化普及によるロードバランサ/ADCの大変革、ソフトウェア型の進化と真価 2014/07/31 ビッグデータやクラウドの台頭によって、ネットワーク上を流れるトラフィックが飛躍的に増加する中、そのトラフィックを最適化し、快適なアプリケーション環境を実現するロードバランサ(負荷分散装置)/ADC(Application Delivery Controller)の重要性が増している。従来は、ハードウェアアプライアンスとして導入されるイメージが強かったが、ここにきてソフトウェア型のロードバランサ/ADCが急速にシェアを伸ばしてきた。では、ソフトウェア型ロードバランサ/ADCに死角はないのか、最新の動向を探った。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ 本当に効果があるのか? VDIで得られる10のメリットを検証 2014/07/09 一昔前は、VDI(仮想デスクトップ)やシンクライアントの導入目的といえば、セキュリティ強化やPCの運用管理負荷の低減と相場が決まっていた。しかし仮想化技術の進歩などを背景に、VDIはもっと多様なメリットをもたらすソリューションへと進化している。最新のVDIソリューションはどのような機能を持ち、導入によりどのようなメリットを得られるのだろうか。ここでは10のメリットが本当かどうかを検証していこう。
記事 IT戦略・IT投資・DX 導入するなら今!成熟期に入った仮想化技術を専門コンサルタントとVMwareのエンタープライズパートナーVIPが徹底解説 2014/07/03 ここ1~2年、仮想化のニーズが急速に高まりつつある。サーバ仮想化の技術が、安定して稼働できる成熟期に入ったためだ。その一方で、企業に要求される仮想化基盤は複雑になっている。仮想化の最適化に対しても、迅速かつ柔軟な対応が求められているのだ。
記事 データセンター・ホスティングサービス オールフラッシュがもたらす、ストレージの持続的かつ破壊的イノベーション 2014/06/17 最近、ストレージ業界で特に注目を浴びているのが、オールフラッシュストレージだ。同市場をけん引するピュア・ストレージ・ジャパンの志間義治氏は、「我々の製品は持続的かつ破壊的な2つのイノベーションを融合したストレージだ」と強調する。オールフラッシュは、単なるパフォーマンス改善に留まらず、ストレージの管理や設計のあり方、TCOに対する考え方までも根本的に変えてしまう。同社の革新的技術によって何がもたらされるのか?そしてビジネスへのメリットは具体的にどのようなものか。「ストレージ+フォーラム2014」で語った。