- 2006/06/19 掲載
ユニテックス、不要なデータを確実に消去
磁気記録メディアのデータを消去する「イレース・サービス」を発表
ユニテックスは、コンピュータデータ、アナログデータを問わず、あらゆる磁気記録メディアのデータを消去する「イレース・サービス」を開始すると発表した。
個人情報保護法の施行や、肥大化するデータ容量の削減のため、不要になったデータの確実な消去が求められている。ユニテックスでは、メディアの変換、コピー等を行う「メディアコンバージョン・サービス」の一環としてコンピュータテープのデータ消去サービスを行ってきたが、対象範囲をディスクや、ビデオテープといったアナログテープまで拡げ、メニューも大幅に拡大、新たに「イレース・サービス」として再スタートさせた。
消去方法にはソフト消去とハード消去の2種類がある。ソフト消去では、実機でユニテックスのTapeINIT&ERASEソフトウェアを使用してランダムデータあるいは“ゼロ”等を書込み、フォーマットを維持したまま書かれていたデータのみを消去する。ハード消去では、「イレーサ」を使用し強磁界により丸ごとデータを消去する。ユニテックスではコンピュータの各種テープ装置、自社開発ソフトウェア、イレーサを用意し、目的に応じた消去方法を選択できる。
メディアを送付してもらい、セキュリティ管理されたユニテックスの施設にて作業を行う「請負サービス」を基本とするが、メディアを部外に出せない場合、ユーザー先に伺って作業をする「出張サービス」、作業をユーザー自身が行う「機器レンタル」、さらに「製品販売」まで、さまざまな形態に対応している。また、要望により、同社社員による引き取りサービス、「データ消去証明書」の発行等、キメ細かいサービスを提供するという。
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