- 2006/12/14 掲載
昭和電工、単一工場で世界最大規模のハードディスク工場をシンガポールに新設
昭和電工は、シンガポールに2005年12月から建設を進めてきたハードディスク新工場の操業を開始したと発表した。
新工場は、千葉、シンガポール(既設)、台湾に続く、同社の第4のハードディスク製造拠点となる。クリーンルーム内に垂直磁気記録方式に対応した最初の製造設備を設置し、生産を開始した。本格稼動は2007年初からの予定となっている。
今後、段階的に新工場の能力増強を行い、同社グループ全体のハードディスク生産能力を月産1575万枚から2008年末には2400万枚へ引き上げる方針。新工場の建屋、クリーンルーム並びに今後の能力増強を含む設備投資の総額は600億円の見込みとされている。
新工場の概要は下記のとおり。
・所在地 : シンガポール共和国 パイオニア・クレッセント地区
・従業員数 : 1100名(既設工場分を含む)
・敷地面積 : 68000平方メートル
・生産品目 : アルミ・ガラス製ハードディスク
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