- 2007/01/30 掲載
SBIが、バイオ市場に本格進出
SBIホールディングスは30日、日本、米国、中国のバイオベンチャーと提携し、創薬事業を開始すると発表した。提携は子会社のSBIバイオテックを通じて行われ、米国のODC Therapy,Inc.、中国の長春華普生物技術有限公司、日本のギンコバイオメディカル研究所と提携する。
今回の提携によりSBIバイオテックはSBIホールディングスとグループの運営ファンドを引受先に総額19億円の第三者割当増資を実施するという。
一般に日本の創薬型バイオベンチャーは、一つの薬の開発に成功したとしても、その後の継続的な創薬シーズ確保が難しく、持続的な成長を維持することが困難だった。またそのことが、上場バイオベンチャーの株式市場における正当な評価を妨げる原因でもあった。SBIバイオテックは、各国の有力バイオベンチャーとの提携によりこの問題の解決を図り、創薬基礎研究と医薬製品化の事業領域において、世界初となる日本・米国・中国の3カ国におよぶジョイント型創薬バイオベンチャーとしての飛躍的な成長を目指していくという。
関連コンテンツ
PR
PR
PR