- 2007/02/07 掲載
日立、コンテンツアーカイブソリューションのアーカイバス社買収
日立製作所は7日、ストレージ分野におけるコンテンツ管理ソリューション事業強化の一環として、100%子会社である日立データシステムズ(米国カリフォルニア州)によるアーカイバス社(米国マサチューセッツ州)を買収すると発表した。アーカイバス社は、コンテンツアーカイブ分野において業界大手プロバイダとして急成長している。
コンテンツアーカイブとは、上書き(加工)できないファイルデータを長期保管する技術で、財務資料や電子メール・医療データといった主にコンプライアンス(法令遵守)対応へのソリューションに活用される。
日立データシステムズは、昨年2月アーカイバス社のソフトウェア製品を用いたアーカイブソリューションにおける協業を発表、6月には日立ディスクアレイサブシステムと組み合わせたコンテンツアーカイブ専用ストレージ製品として「Hitachi Content Archive Platform」を製品化した。
今回の買収で、日立製作所 SANソリューション事業部長 高梨勝也氏は、「このたびの買収は、日立の仮想化技術とアーカイバス社のコンテンツ管理技術とを融合させ、従来の市場にはなかった統合化されたコンテンツ管理ストレージソリューションの提供を可能とします。今後我々はこのコンテンツ管理ソリューション事業の強化・拡大を図っていきます」と述べている。
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