- 2008/06/02 掲載
富士通、SIの品質向上などを行う新会社を設立
新会社では、システムの開発における信頼性強化を図るとともに、品質管理技術とノウハウの伝承を行っていき、顧客の情報システム部門やSIベンダー各社におけるSIの品質向上にも貢献していく。
新会社の設立に先駆け、まずは富士通が現在一部のSIプロジェクトについて実施している品質検証の対象数を拡大する。SIプロジェクトでは、その進捗に伴って、携わるメンバーが急激に増えるため、品質の確保が難しい。そのため、第三者による品質検証は当面、システム構造設計からプログラムテスト工程のみを対象とする予定。これらの工程に携わる作業者全員の作業プロセスにおいて、当該プロジェクトの作業手順が遵守されているかを確認するとともに、適宜改善提案を行う。
また、品質に関わる教育では、対象プロジェクト全参加者に対して、品質に関連する付帯ドキュメントの作成手順や品質管理手法などの教育をプロジェクトの進行に合わせてタイムリーに行う。また、富士通グループの若手SEを受け入れて、品質管理技術とノウハウの伝承も合わせて行う。さらに、品質に関するコンサルティングや、品質責任者をはじめとする人材供給を行い、情報システム部門やSIベンダー各社におけるSI品質の向上に貢献していく。
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